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花組台湾公演千秋楽 in Theater (注)瀬戸くんしか見ていません。 [宝塚歌劇]




映画館で、花組台湾公演千秋楽を観賞してまいりました!

台風の影響で初日の公演が中止となったり、大変なこともありましたが、8月16日に無事に千秋楽を迎えたこの公演。『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編ー』『宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』の2作品が上演されました。

最初に申し上げておきますが、基本的に瀬戸かずやくんのことしか見えていません(←通常営業)。

とにかくフレームインしてくる瀬戸くんを見逃してはならぬ!とスクリーンにせわしなく目を動かしていたので、とてもとても目の奥が疲れました。動体視力が思っている以上に衰えていることを痛感した、残暑の夜…。

ということで、ざっと見ながら思い浮かんだ心の呟きを、箇条書きにしてみました。時系列などもバラバラですが、ご容赦ください。




★「宝塚グランドロマン」って、台湾語で表記すると「宝塚浪漫巨作」なのかぁ~。

★明日海りおの開演アナウンスが台湾語だったのは想定の範囲内だったのですが、幕開きの「ごらんなさい」までもが台湾語だったのには度肝を抜かれました(ワンフレーズだけですが)。いや~、しかし小公子と小公女たちは可愛いですなぁ。(←何キャラ)

★トップスター・明日海りおが登場すると、客席から盛大な拍手だけでなく、熱い歓声も!台湾のお客様、熱いわ~!

★明日海も、それに負けずにキラキラしています!もう、ただ、ただ、キラッキラ[ぴかぴか(新しい)]スクリーン越しでも、そのクリスタルな輝きが眩いほどです!素敵よー!素敵よみりおくん!!(≧▽≦)ノシ(←すっかり親戚のおばちゃんの心境)

★ベルばらのプロローグでもショーでも、専科・美穂圭子おねーさまの半端ない存在感に衝撃を受けます。特にショーの最中は、この場面のメインは明日海なのか美穂なのか、あの場面のメインは花乃まりあなのか美穂なのかと、一瞬判断に迷うことが多々ありました(笑)。

★プロローグの瀬戸くん、白フリルシャツに黒パンツに白タイツ(←確か)!!素敵素敵素敵!!(≧▽≦)

★輪っかのドレスの淑女と、ロング丈の貴族風のジャケットを羽織った紳士がくるくると舞台上を動くプロローグ、夢夢しくて華やかでうっとりでした。

★そして、台湾でも繰り返される説明芝居とカーテン前芝居の応酬…orz

★フェルゼン(明日海)とアントワネット(花乃)が夜の闇に紛れて逢瀬を果たし、愛を語る「小舟の場面」。小舟のぎこちない動きが、深く心に残りました(違)。

★不法侵入は、現代ベルばらには欠かせない名(迷)シーンのひとつとなりましたね☆

★しかしその後の、メルシー伯爵(汝鳥伶)とフェルゼンの芝居がとても感動的でした…。お互いにひとりの女性を想うが故の、感情の衝突…。ゆーちゃんさーん!!(´;ω;`)ウッ…

★ベルナール(瀬戸かずや)、カッコイイ!!(≧▽≦)

★カッコイイのに可愛い!!(≧▽≦)

★瀬戸ベルナールの可愛い要素その1。ロザリー(城妃美伶)と共にオスカル(柚香光)のもとを訪ねる場面。ジャルジェ夫人(美穂)とオルタンス(仙名彩世)に向かって、ぴょこんとお辞儀するのが可愛い[黒ハート]

★瀬戸ベルナールの可愛い要素その2。ジャルジェ夫人の「あなたが我が家からロザリーを奪っていったのですから」という言葉に驚いて、「ええっ」という感じで一瞬、ぴょんと小さく飛び上がるのが可愛い[黒ハート]

★やだ…ベルナールに可愛い要素があったなんて…目から鱗…!!

★いやぁ、やっぱり名作は、観るたびに新鮮な発見がありますね!(笑)

★もともと上演時間が2時間超の作品を90分強に短縮するのですから、色々な場面を削らないといけないのは理解できるのですが、それにしてもメインキャスト4名のうち、フェルゼン以外の3名(アントワネット、アンドレ、オスカル)は割を食ったなぁ…という印象。

★特にオスカル(柚香)とアンドレ(芹香斗亜)の物語は、「今宵一夜」の場面もなかったので、2人の関係性が希薄になってしまいそうに…。しかし、セーヌの場面~バスティーユで柚香が魂を震わせる演技を見せ、ここでちゃんと、オスカルがアンドレを信頼し、愛していたことが伝わってきて、2人の関係性がしっかりと見えました。

★柚香の身のこなしの鋭さに惚れ惚れしました。セーヌの橋のふもとで、アンドレと剣をかざして善戦を誓い合う場面、腰の剣を抜いてアンドレに向けて剣を掲げるまでの一連の動きが、本当に鋭くて美しかったです。

★瀬戸くん、ソロもあって良かった!

★オスカルがパリ市民のために戦うとブイエ将軍(夕霧らい)に宣言する場面。ブイエ将軍の後ろにベルナール(瀬戸)がフレームインしているのですが、オスカルが市民の味方につくと知ってもろ手を挙げて喝采したいところだけどブイエ将軍との緊迫した空気が流れている手前、神妙にならなければ…という感じで、ほころびかけた口元をモゴモゴとさせている瀬戸くんが、超絶可愛かったです!

★でも、その後のバスティーユは、超~カッコよかった!!カッコよかったよ瀬戸くん!!人一倍背中反ってて!!(≧▽≦)

★鳳真由演じるジェローデルが、落ち着きと思慮深さに満ちていました。セーヌの橋の場面でオスカルを必死に止める時の包容力と男らしさに胸キュン。

★スウェーデンに帰国したものの、ジェローデルに懇願されて、アントワネットを助けるために再びフランスへ赴く決意をするフェルゼン。「愛に還れ」が深みがあって、静かなん男の決意をひしひしと感じました。もともと定評のあった歌唱力がさらに情感豊かになり、そして芝居にも深みが感じられるようになって…。みりおくん、トップスターとしてどんどん力をつけています。

★革命政府の一員でありながら、ルイ16世一家を国外救出するためにひそかに奔走するベルナール。ロザリーに見とがめられて「いや、ちょっと…」と微笑みながらも目を逸らす瞬間が好きです。

★ロザリーに計画の阻止を懇願されて驚く瀬戸ベルナール。ロザリーに「王妃様に忌まわしい汚名を着せるおつもりですか」(←うろ覚え)と言われて、「お め い?」と、思いっきり口パクで繰り返す(←マイクには入らない)瀬戸くんが、何故かものすごくツボでした(笑)。発声していたら、すっごい良い滑舌だったと思われます(笑)。

★フランス国境でルイ16世の処刑を知り、王妃の処刑も間もないと知るフェルゼンとジェローデルの落胆ぶりと、農民の皆さんの陽気ぶりの落差が半端なさ過ぎて…胸が痛かったです。「ガァーン…( ̄ロ ̄lll)」って、2人の額に縦線が見えましたもの(笑)。

★明日海フェルゼンの「翔けろペガサスの如く」、とってもカッコ良かった!

★壮一帆フェルゼンでもこの場面は「カッコイイ!」と胸を撃ち抜かれていましたが(その時の記事はコチラ。辛口レポです)、壮フェルゼンの時は、所作の美しさに心を奪われたのに対して、明日海フェルゼンは、愛する人を何としても救いたいという必死さ、アントワネットへの揺るぎない愛がすごく感じられて、心が震えました。

★あと、映画館での中継で音声回線がきちんとされていたのでしょうか、鞭を振るうときの「ピシーッ!」という効果音が、いつもよりクリアに聞こえました(笑)。

★牢獄の、フェルゼンとアントワネットの最後の逢瀬が…切ない…。フェルゼンが、「…王妃様…」と手を広げる場面、本当に切なすぎて涙がこぼれそうになりました。

★アントワネットを迎えに来るベルナール。「カペー未亡人!」と叫ぶベルナールの声が微かに震えていて…やっぱり涙があふれました。その背中と、微かな声の震えで、ベルナールの押しつぶされそうな感情が伝わってきて…瀬戸くーん!!。・゚・(ノД`)・゚・。

★明日海の最後の絶叫と悲壮なコーラスが、さらに追い打ちをかけます。この場面を見ると、ベルばらは王道の悲恋物だなぁと思います。宝塚の王道だからこそ、もっと大切に手をかけて欲しいと思います。

★ショーは、大好評だった『宝塚幻想曲』!スクリーン越しだけど再び観ることができて、本当に嬉しかった!(←DVD持ってるけど)

★映画館では、休憩時間が20分に短縮。ショー開演1分前を和太鼓で知らせる演出に、宝塚クリエイティブアーツの本気を感じました(笑)。

★ざわざわしている客席に突如、「ドドン☆と響いた和太鼓…。あの時に客席に広がった、何とも言えない戸惑いの空気が忘れられません(笑)。

★あ、ショーではお芝居よりもさらに瀬戸くん(時々みりお君)しか探しておりません。バウホール出演組の代わりに誰が役替わりしたか、などは全くと言って良いほどチェックしておりませんので、その点ご了承ください。

★スクリーン越しに、ある意味「引いて観る」という経験をしたからでしょうか、このショーが素晴らしいと思える理由は、緩急のバランスに富んだ構成になっている、という点が大きいのではないかと感じるようになりました。

★盛り上げる場面は一気に盛り上げて、次の場面では変化を出してクールダウンさせる…そのメリハリのバランスが、とても心地よかったです。

★瀬戸くんがメインの「波の花」!プロローグ直後の場面で、ちょっと落ち着いた客席を再び盛り上げないといけない役どころ。

★瀬戸くんの思い切りの良いダンスは存分に堪能しました。でも、欲を言えば、もう少し押し出しを強くしても良かったかなぁ。瀬戸くん、この辺りがまだまだもどかしいなぁ…。でも、そこが瀬戸くん本来の人の好さ、なんだろうなぁ。大好きだよ瀬戸くん(←どさくさに紛れて告白)。

★摩天楼を舞台にした「夜の華」は、テンション上がりますよね~!!(≧▽≦)

★明日海はゴールドのスーツに紫のシャツ、男役は紫のスーツに黒シャツという、ある意味すごい色彩バランス。なのになぜか違和感ないのですよ~。ここはバックの朝顔を描いた背景も素敵ですよね。

★このショーではほとんどの場面に出ずっぱりの瀬戸くん。この場面ではとてつもなくセクシーなダンスと表情を見せてくれます。指先まで色気があって…はうう…。

★「アオイハナ」の場面では、柚香センパイのキレッキレなダンスに目を奪われます。

★でも、最も私の心を奪ったのは、あまりにもキュートなメガネ男子・鳳真由です。か、可愛いーーーっっ!!あの可愛さは反則だよ、Pちゃん(鳳)!!(≧▽≦)

★中詰めは、全体に漂うそ
こはかとない妖艶さと奥ゆかしさ、華やかさと静謐さのバランスが素晴らしい。まさに日本の伝統的な空気感を堪能できますね。

★舞台奥に設置されている階段から登場する瀬戸くん。階段を1段飛ばしに勢いよく降りてきて本舞台へ!もう、瀬戸くんったら、やんちゃなんだからっっ!!(*´艸`*)

★ここぞとばかりに客席にアピールしまくるスターたち。瀬戸くーーーーん!!(≧▽≦)ノシ(←スクリーンに向かって手を振ってみる)

★柚香がメインを務める「花に嵐」の場面でも、瀬戸くん大活躍。もれなく鳳も大活躍。

★少女(花乃)と嵐の化身(柚香)を引き裂く影(瀬戸、鳳ほか)。瀬戸くんは、台湾でもマーベラスに鬼畜でした(←真顔)。Pちゃんも、なかなかに鬼畜でした(←巻き込まれ事故)。※当ブログでは、「鬼畜」は最大級の賛辞に相当します。

★冬の嵐の後、花は再び咲く…「風に舞う花」は、観ているだけで心に希望があふれてくるような場面です。

★明日海の温かく包み込むような歌声に乗せて、淡い色のヒラヒラとした衣装で踊り続ける花組生。まさに明日海の歌声が柔らかく薫るような春風で、花組生たちはその温かく優しい風に乗って自由に舞い踊る花びら1枚1枚のようです。

★明日海の歌う「永遠 風に舞う花」も、前向きな歌詞で、聴いていると勇気が湧いてきます。

★大劇場~東宝公演では、この後にラインダンスが入って、一気にフィナーレへ突入していくのですが、この場面が、芹香・柚香・瀬戸・鳳という男役スター4人による場面になりました。

★台湾語で歌いながら、オケボックスを潰したフロントステージまで前進し、客席にいちばん近いギリギリのところまで近づいて、思い思いにアピールしまくる4人。や…やだ…!!(←赤面)

★フロントステージ中央にいわば「お立ち台」のような台が設置されていて、4人が交互にお立ち台に乗ってアピールする場面も!どどど、どうしたら良いの!!(←どうもしない)

★瀬戸くんは前方のお客様だけでなく、上階の客席にまでまんべんなく目線と笑顔を飛ばしていました。その笑顔がまた優しくて、素敵で…。


ぐぎゅうぅぅぅぅ。(←胸が締め付けられる音)(←カンゲキ通信定番)


★最後、引っ込む時は両手で投げキッス!!やだ、そのキッス受け止めたいぞ!!

★2014年度年度賞「団体賞」に選ばれた、「さくら幻想曲」の群舞。桜吹雪のようにめまぐるしく変わっていくスピーディーなフォーメーション、その中でも失われない優雅さ。男役はあくまでもカッコよく、娘役はあくまでも美しく、愛らしく…。これぞ、タカラヅカ!

★瀬戸くんも、本当に素敵でした。このひとの背中の反らし方、手の見せ方がたまらなく大好きです。

★はぁ~…素敵なショーだなぁ…。

★終演
後は客席大盛り上がり!!熱い歓声と熱い拍手が鳴りやまず、何度もカーテンコールがありました。

★組長挨拶→トップスター挨拶という段取りの中で、組長さんの挨拶を通訳の方が通訳するタイミングがちょっとうまくいかなかったのですが(1回だけね)、次の瞬間、明日海が「ありゃりゃ~…大丈夫かな…」という顔で組長さんと通訳さんのほうを見ているのが、一瞬だけ映りました。すぐにキリッと素敵な笑顔に戻りましたけど、あの顔は完全に「明日海りお」でななく、「みりりん」でした(笑)。

★お芝居のみの出演だった汝鳥伶は、カーテンコールの際に呼び込まれました。満面の笑顔で、客席中にブンブン手を振るゆーちゃんさんが、めっちゃ可愛かったです(笑)。

★重責をようやく果たせたという安堵と、熱烈な客席の声援に感極まったのでしょうか、明日海が、何度目かのカーテンコールで涙を流していて…。男役としては華奢で、若くて真面目な明日海。海外公演の主演を任されたトップスターとして、その双肩にどれだけの緊張感とプレッシャーを背負っていたのかと考えると、胸が潰れそうでした。

★湧き上がる感謝と幸福を、客席にどうにかして伝えたい明日海。涙を流したまま、ヘロヘロの声で「シュウさぁ~ん……シュウさぁ~ん…」と、袖に引っ込んでいた通訳さんを呼ぶ姿があまりにも可愛くて、映画館の全客席が「抱きしめたい…!」と思ったに違いありません(←私含む)。

★瀬戸くんは、時折泣きそうになっていましたが、ぐっとこらえて、最後のカーテンコールまで笑顔でした。そんな男役としての、舞台人としての矜持をもって舞台を勤める瀬戸くんが、たまらなく大好きです。額に光る汗を拭ってあげたかった…。

★台湾公演、DVDリリースが決定したそうです。発売日など詳細は未定。DVD特典(?)として収録予定のドキュメント映像を、少しだけ見られました。

★出発前、カメラ目線で手を振る素敵な笑顔の瀬戸くんに反応して、映画館の客席で満面の笑顔を浮かべて手を振り返していたヒトは私です(笑)。だって~、瀬戸くんの笑顔が超爽やかイケメンだったんだも~ん♪( *´艸`)☆





以上です。また何か思い出したらこっそり追記します。(←いやもういい)

花組の皆さん、台湾公演お疲れさまでした。また劇場で、私たちに美しい夢を見せてくださいね。
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