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花組東京公演、もとい瀬戸かずや氏初見(笑) [宝塚歌劇]




宝塚花組東京公演を観劇してまいりました。

お芝居『カリスタの海に抱かれて』は、宝塚のロマン(困難な状況の中、2人の男性から思いを寄せられる勝気な女性)を一心に背負ったはずのヒロインに、あまり感情移入できなかった(←脚本の問題)というのもあったのか、「ほぉほぉ、なるほど~」で終わってしまった感があります。作品としてはまとまっているけれど、人物ひとりひとりの描き込みが足りない感じかな?東京では初日が開いたばかりなので、これからどんどん良くなっていく事でしょう。

瀬戸かずやくんは、ヒロイン・アリシア(花乃まりあ)の兄・セルジオ。典型的な島の荒くれ男といった、男くさい役でした☆


瀬戸くん+ヒゲ=押し倒されたい


という公式が発見されたのが、この作品最大の収穫です!(←妄想バカ炸裂)


* * *


ショー『宝塚幻想曲(ファンタジア)』は、とても良かった!!稲葉先生のセンス、大好きです!開演5分前に登場する幕からして、神秘的でキラキラしていて、本当に素晴らしい。

れっきとした洋物ショーでありながら、音楽、衣装、舞台装置など随所に「和」のテイストを巧みに取り込んで、見事に「和洋折衷」を成功させています。

組の名前でもある「花」をモチーフにしながら、日本人が大切にしてきた「四季」の美意識も織り込まれていて、華やかで品があって、これぞタカラヅカ!と世界に胸を張って言えるショー作品です!

それであの…稲葉先生は、球技がお好きなのかしら?前作(『Mr.Swing!』)でも、蘭寿さんが野球してたし…。

瀬戸くんは、ショーでも大活躍でした!球技の場面とラインダンス以外は、ほぼ出ずっぱりでは?というくらいに、たくさんの場面に登場して、踊っています!瀬戸くんのダンスが大好きなので、嬉しい!

まだ初日開けてすぐなので、早替わりもちょっと大変なのかな?登場する時にカフスをつけながら駆け込んで来たり、振りと振りの間に素早くピンマイクをつけなおしたりしていたのですが、、またその仕草が超絶オトコマエなんですよ~!うふふ☆(←盲目)

以前、瀬戸くんのダンスについて、「あれだけ雄弁に語る手の甲はない」と書いたことがあるのですが、今回はさらに手の甲に加えて、


あれだけ雄弁に語る関節と肩甲骨もない

と、思いました。(←真顔)


瀬戸くんは、いつも全力で踊っているので、腕をぐるんと回したり、シュパーンッと投げ出したりする振りのたびに、その勢いのまま腕が抜けて銀河の彼方に飛んで行ってしまうのではないかと、本気で心配しました(笑)。

男役さんは補整をしているので実際には肩甲骨は見えませんが、客席に背を向けてがむしゃらに踊る瀬戸くんの背中を見ていたら、フル稼働する肩甲骨が心の目を通じて見えたような気がします(笑)。

全力でがむしゃらに踊りまくる瀬戸くんも大好きですが、これからは、少し抑制をきかせたダンスも見てみたいなぁと思います。カッコ良さだけでない、美しい男役の踊りが完成されるはず。

これからも、瀬戸くんのますますの飛躍と進化が楽しみです!

花組の皆さん、千秋楽まで、無事に走り抜けてくださいね!


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