競馬場に行ってきました！（2）：カンゲキ通信パート2：SSブログ

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競馬場に行ってきました！（2）　[KEIBA] [編集]

そんなわけで、東京は府中にあります東京競馬場にやってまいりました。

レースに出走する競走馬たちの状態をじっくり見られる場所。それが、パドックです！

楕円形のパドックの周りをぐるりと取り囲むように、観客席が設営されています。

サラブレッドはとても繊細。ここでは無駄な私語は慎み、静かにお馬さんたちの様子を見守ります。…というのが理想なのですが、初体験のワタシはすっかりはしゃいでしまいました（←テンションが上がると独り言が止まらなくなる）。反省…。

私達が間近で見学したパドックは、7R（サラブレッド系4歳以上）。

たくさん撮影した中から、比較的ピントが合っていたものをご紹介します。

キタサンブラック。1着。

黄色のバンデージが、キリッとカッコイイ！

エミネスク。5着。

良い筋肉してる…☆

サンマルティン。6着。

ちょっだけ、こちらを見てくれました。カワイイ☆

ラブユアマン。11着。

良い筋肉…☆（本日2回目）

ひとしきり周回の後、独特の調子で「と～ま～れ～」と声がかかり、いったん競走馬たちが止まります。

そこへ、騎手の皆さんが登場。最後の一周は騎手が騎乗して周回が行われます。（お馬さんのコンディションによっては、乗らないままで終える場合もあるようです）

ウェルブレッド。12着。騎乗は武豊騎手。

メンコ（覆面）とバンデージを赤に統一していて、オシャレ。赤が似合う男って、素敵～☆(≧∇≦)

＊　＊　＊

さて、いよいよ本格的に参戦開始。

お仲間は過去の戦績や、パドックでのお馬さんの様子をじっくりと研究して綿密に予想を立てていく「馬匠」タイプであるのに対し、「武さんが乗ってるから、このお馬さんにしよ～♪」（騎手買い）とか、「"バースデー企画"だし、誕生日が自分と近かかったり、今日がお誕生日のお馬さんに入れよう♪」（誕生日買いw）とか、ほっとんど無計画なワタクシ(笑)。

結果的に、お仲間は7R、8R、9Rと、いきなりの3連勝！！あの3連続的中は、ちょっと神がかっておりましたよ！

一方、私は初めての「騎手買い」では最下位(笑)。その後の「誕生日買い」は6着、5着と、微妙な結果(笑)。

しかし、10R「アメジストステークス」で、この日がちょうどお誕生日だったダノンジェラートに入れたら、見事に勝利！！初めての当り馬券を手にしました～！ありがとう！そしてハッピーバースデー、ダノンジェラート☆

そうそう、この日東京競馬場出走馬の中で、私と誕生日が一緒のお馬さんは3頭いました☆

それにしても…。

遠い地点でスタートして、遥か向こうを疾走し、第４コーナーを回ってパワーを全開させて駆け抜けてくる競走馬たちは、何物にも代えがたい美しさと雄々しさに満ちています。

さて！いよいよ今年最初のGⅠレース、「第32回　フェブラリーステークス」が開幕です！我々が座っている5階席からパドックまで降りるのは時間がないので、5階テラスから見下ろす形で見学しました。

さすが、格の高いレース…これまでのパドックとは、明らかに観客の集中度も緊張感も全然違います。

そしていよいよ、スタートです！

ファンファーレが鳴り始める前から、観客の間で自発的に始まる手拍子と拍手。独特の興奮がありますね。

さて、今回のフェブラリーステークスは、1着コパノリッキー、2着インカンテーション、3着ベストウォーリアという結果に。

ワタクシはサンビスタ、カゼノコ、サトノタイガーに入れておりましたが、7着、8着、16着でした。ちなみにこれは、「名前買い」です。もはやノールール(笑)。

コパノリッキー号、昨年に続いて2連覇です！

数えきれぬ人間たちの期待と責任を背負い、文字通り人馬一体となって目指すべき頂点を目指して、ひたすら、ただひたすら疾駆する…その姿は、切なくなるほどに美しいです…。

ウィニングランを終えて、ウィナーズサークルへ向かうコパノリッキー号と武豊騎手。

後日のニュースで初めて知ったのですが、実はコパノリッキー号、このレース中に骨折を起こしていたそうです。3月4日に手術を受ける予定だとか。どうかじっくり、しっかり治療ができますように…。

この日のメインレースも終わり、最終レース「金蹄ステークス」へ。

このレースも「誕生日買い」しようかな～と思っていたのですが（←無計画アゲイン）、パドックを見ていると、目を惹くお馬さんがいたのです。

この時のパドックは、結構周回数が多かったように感じたのですが（あくまでも、私個人の感覚です）、そのうち、集中力が途切れたのか、よそ見を始めたり、尻っ跳ね（後ろ脚を後方に蹴り上げる）するお馬さんが出てきました。

けれども、そのお馬さんだけが、首を振ったりよそ見をしたりすることなく、最初から最後まで、ずーっと変わらないペースでトコトコと歩いていたのです。首の振り方も小刻みながらもすごくリズミカルで、ちゃんと自分の中の「リズム」が出来上がっている感じ。

「あのお馬さん、マイペースというか、もう自分の世界を作り上げているなぁ」と思って出馬表でチェック。

彼の名前は、ナリタポセイドン。

まず思ったのが、「わぁ、ナリタブライアンの名前が入ってる～♪」。

お友達に馬好きの方がいらっしゃって、その方はナリタブライアンの大ファンだったのです。その事をすぐに思い出しました。

ちなみに「ナリタ」というのは冠名（かんむりめい）と呼ばれ、馬主さんが所有する競走馬につける特定の名称だそうです。

そして次に閃いたのが、「ポセイドンって、うお座の守護神じゃない！」。

私、うお座生れなのです。もうこれは、彼に入れるしかないっ！と運命すら感じて、ナリタブライアンに一票入れました。

この時、私はナリタポセイドンのオッズ（勝率）も人気順も、全く知らなかったのでした…。

コース距離は、この日のレースで最長の2100メートル。スタートを、ほぼ真正面で見ることができました。

そして…

か…勝ってしまいました…(ﾟ∇ﾟ;)

ゴール直後は、「うわー、勝ったー！やったー！！」と、純粋に勝利を喜んでいたのですが、オッズと払戻金額を聞いて、ビックリ仰天。15番人気だったナリタポセイドンのオッズは、何と185.8倍！最終レースで、まさかの大穴的中！！

というわけで、この日の収支はプラス1万5千円越え。あまりにも出来過ぎた「ビギナーズラック」に、戸惑いすら覚えてしまいました(笑)。勝利の美酒（黄桜ウイニング・カップ）も、まだ手をつけられていません(^_^;)。この週末にでもゆっくり味わおうかな♪

それにしても、ナリタポセイドン、凄いレースでした！序盤から終盤にかけてはずーっと後方を走っていたのですが、最後の直線で一気に浮上。4頭、そして首位をとらえて5頭での激しい競り合いを勝ち抜き、最後は2着に3／4馬身差でゴール！競馬って、最後まで何が起こるか分からない…！

ありがとう、ナリタポセイドン！これからも応援するからねー！！(≧∇≦)ﾉｼ（←すっかりハマっている）

フェブラリーステークスを含む、この日の東京競馬場レース結果一覧はコチラから。（PDFファイル）

午前中の時間から入場して、こんな時間まで、すっかり楽しんでしまいました。

（風見鶏ならぬ風見馬、かわいい☆）

行くまではワクワク感と同じくらいドキドキ感もあったのですが、家族連れやカップル、女性同士の一行も思っている以上にいて、やっぱり時代は変わってきたんだなぁと思いました。

機会があれば馬の博物館や競馬博物館にも行ってみたいなぁと思いました。

何より、走る馬たちに、また会いに行きたいです。