カンゲキ忘年会☆宝塚歌劇100年展 [宝塚歌劇]
江戸東京博物館で大はしゃぎしたカンゲキ仲間一行、続いてこちらでも大はしゃぎ。
そう!東京国際フォーラムで開催されていた、「宝塚歌劇100年展」です!
名古屋~福岡~神戸と巡回してきたこの展覧会も、この東京国際フォーラムでの展示でオーラス。最終日直前に、なんとか見に行くことができました!
※こちらの展覧会は、すでに終了しています。
会場は、舞台映像や100周年を迎えた今年の公演のスチール写真、100年の間に上演された舞台の写真、実際に使用されたシャンシャンやスターたちのサイン色紙などが所狭しと展示されています。
圧巻だったのは、100年分の公演ポスターの掲示!!初演から最新の公演まで、100年間に上演された公演のチラシが、壁一面にずら―――っと貼ってあるのです!自分が好きだった公演、好きだったスターさんのチラシを発見しては、大フィーバー!
これは本当に素晴らしくて、懐かしくて、カンゲキ仲間T姫(←生れる前から歌劇ファン)と大はしゃぎ。
T姫「うわぁぁぁぁ、マオさん(大地真央)さんだ~!」
とろりん「あああああ、ルコ(朝香じゅん)さ~ん!」
T&とろりん「うわ~ん、ナツメ(大浦みずき)さあぁぁぁん!!(ノД`)・゜・。」
…と、いたるところでフィーバーしまくり、息も絶え絶え(笑)。
場内には、撮影可能なスポットもいくつかありました。でも、照明がとても暗かったので、あまり良い写真が撮れませんでしたが…。
会場入口に展示されていた、『ベルサイユのばら』で登場する「ガラスの馬車」。
マリー・アントワネットがオーストリア・ウィーンからフランスに輿入れする場面で、アントワネットがこの馬車の上で、フランスへ向かう心のときめきを歌いあげます。
ちなみにこちらは残念ながら、乗ることはできません。なんだ~、残念。
乗ることが出来たら、「♪ゆくわ~ フランス~♪」って歌う気満々だったのにっ!「♪リンタカダンダンダーン♪」(?)っていうコーラスも振りも、完璧に出来るのに!(笑)
『ベルサイユのばら―オスカル編―』装置デザイン図。
『エリザベート』より、第1部ラスト「鏡の間」の装置デザイン図。
シャンデリアがシルエットになっていて、とても綺麗です。
マリー・アントワネットの衣装と、オスカルの衣装。
ちなみに、真ん中の玉座に座って、記念写真を撮影することができます。
しかし、あくまでも本物志向(?)を目指す、我々カンゲキ仲間(というかわたくし)。
「ルイ16世として写真撮影してもなぁ……、う~ん……」と考え込んでしまい、最終的に、
「あたし、フェルゼンになる。」
と言い放ちました(笑)。
何をしたかと申しますと……玉座には目もくれず、アントワネット(のドレス)の傍に跪き、ベルサイユ宮殿の庭園にて、フェルゼンが軽竜騎兵の正装姿に身を包み、アントワネットに別れを告げに来る場面を再現して、写真を撮りました(笑)。
このコーナーは、空間演出があまり上手くなかったというか、照明が衣装やセットに向かって設置されておらず、せっかくの美しい衣裳が綺麗に見えなくて、とても惜しい気がしました。
アントワネットのドレス、職人技の光る、とても美しい刺繍や飾りがほどこされているのに…。全然綺麗に見えない…
なかなか見ることのできない、バックスタイル。
重ねられたリボンと、中央のブローチが夢夢しくて素敵!
ドレスの裾。
ご覧ください、この繊細なレース!!!
「オスカルの居間」も再現されています!
このセットに向かって右端にソファーが置いてあり、そこに座って記念写真を撮影することもできます。
実際の大階段を再現!
段数も傾斜も、忠実に再現されているそうですよ。各組トップスターのパネルがあります♪
ここでも、写真を撮影できます。けれど、大階段には登れません。ちなみにわたくしは、轟悠さんと同じポーズをして写真撮影。
黒燕尾服の男役による群舞も再現されています。
ここでも、男役さんと同じポーズをして撮影しました。我ながらなかなか良く撮れていますが(←撮影してくださったカンゲキアニキ、ありがとうございます!)、さすがに自己満足100%の写真ですので、こちらで紹介するのは控えます。
代わりに、この方にご登場願いましょう♪
リスのさとしくん「ふぉうっっっっっ!!」
↑がんばって、後ろの黒燕尾さんと同じポーズを目指したつもり(笑)。
この大階段に向かって左端には、宙組公演『シトラスの風』で凰稀かなめが着用したパレード衣装が展示されています。
そのスペースで、羽根を背負い、シャンシャンを持って記念撮影ができます!
ここまで来て、撮影をしない理由があるだろうか、否、ない!(←反語)
…というわけで、羽根を背負い、『ベルサイユのばら』のシャンシャンを持って、記念撮影決行~~~~~☆☆☆
この場では披露することは勿論控えますが、写真を送った友人からは「堂に入った背負いぶりですね(笑)」と感想をいただきました(笑)。
ふっ…そりゃ、旧「宝塚歌劇プチミュージアム」開館当初から背負い続けているからな…(笑)。
* * *
なんだかんだ言いながらも、すっかり楽しんでしまいました。
いちばん心に残ったのは、小林一三翁が亡くなられた時の劇団葬の様子を撮影したビデオをを拝見した時。
春日野八千代さんが追悼の意を込めて、劇団員の正装である黒紋付に緑の袴姿で舞を舞われている様子がチラリと映ったのですが、日本舞踊の素養というか、佇まいから扇を振りかざす動きから脚先の運び方まで、とにかく日本舞踊を舞われている身体のはこびが本当に美しくて、釘づけになってしまいました。
これからの宝塚でも、これだけ日本舞踊を魅せることの出来るスターさんが出てきて欲しいなぁと思いました。和物レビューも、日本が誇る演劇文化「歌劇」の、大切な要素のひとつですから。
カンゲキいっぱいの忘年会ツアーでした!
カンゲキ記録☆2014 公開中です!
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