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ふとか山 ~桜島~ [旅]

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晩秋のある晴れた日。

鹿児島にて、予想外に早く用事が済んでしまい、ぼ~っと桜島を眺めていた私は、ふと思い立ちました。



「そうだ、桜島に行こう。」



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そんなわけで、やってまいりました~!

鹿児島中央駅から「水族館前」行きバスに乗ること約15分、鹿児島港に到着です。

隣接する「いおワールド かごしま水族館」にも足を伸ばしたいところですが、今回は時間がないのでスキップ。

ちなみに、かごしま水族館を訪れた時の記事は、コチラコチラにあります。もう4年も前のことになるのですねぇ…。ちなみにこの時、リスのさとし君とツーショットを撮ってくれたジンベエザメの6代目ユウユウは、今年11月に天国の海へ還っていきました。

さて、今回は鹿児島港フェリーターミナルへ直行!

鹿児島港と桜島港を結ぶ「桜島フェリー」は、なんと24時間運航なのです!深夜から未明にかけては1時間に1便、日中は10~15分間隔で運航されています。

運賃はなんと、大人160円、子ども80円!市バスよりも安い!鹿児島の皆さんにとっては、「市民の足」なのですね。ちなみに運賃の支払いは、基本的に桜島港で行います。


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今回、お世話になった「第五櫻島丸」。

沖に出ると写真撮影に忙しいと思われるので、出港待ちの間に腹ごしらえします。


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じゃん!桜島フェリー名物、「かきあげうどん」!(550円)

こちら、「嵐にしやがれ」で長渕剛さんも絶賛されていたうどんです。鹿児島出身の柏木由紀ちゃん(AKB48)も、「郷土の味」として新聞に紹介したことがあるそうです。

ちなみに、「しやがれ」では相葉ちゃんが月見うどんを食べていたのですが、ワタシは半熟玉子が少し苦手なので、かき揚げにしました。

カツオのおだしがよくきいたスープと、のどごしの良いうどん!この日は風が冷たい日でしたので、とても身体が温まりました。

はふはふ言いながらうどんを勢いよくかき込むと(←こういうのは思いっきり食べ切っちゃうのが良いのですよね~☆)、いよいよ出港~!!


ここからしばらく、ほとんど変わり映えしないアングルの写真が続きます(笑)。

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いよいよ、桜島に向かって行きます~!


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近づいてきました~!

右手に見える白い船舶は、同じく桜島フェリーの定期便。

桜島フェリーには、定期便の他にも遊覧クルーズなどがあるそうです。周辺の小島をめぐるクルーズとか、霧島方面まで航路を延ばしたクルーズですとか。


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乗船時間は、約15分。

桜島に近づくほどに、山頂部分はどんどん手前の丘陵に隠れていきます。

それにしても、なんというダイナミックで猛々しい山肌なのでしょう…。あらためて、桜島が火山であることを実感させられます。


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桜島港の構内に入ると、さらに隠れていって…


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接岸する時には、すっかり手前の丘に隠れて見えなくなってしまいました。


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じゃん!桜島側の玄関、桜島港フェリーターミナルです。

ここから観光が始まる…はずなのですが…私はここでとんぼ返り。

なんと、たった今乗ってきた「第五櫻島丸」に再び乗って、鹿児島港へ戻ったのでした(笑)。

同じ船で島を往復する人は流石に珍しいようで、運賃を支払う時に、職員さんに「え?この人、さっき下船して来なかった?」みたいな顔をされました(笑)。

本当はもうちょっと桜島を探検してみたかったけど!温泉にも行きたかったけど!いいの、今回の目的は「桜島の土を踏む」だったので!(←と、自分に言い聞かせている)


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厚い雲の隙間から顔をのぞかせる太陽の光は、力強く鹿児島の街と海を照らし出します。


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色々と妄想想像力をかき立てられるシチュエーションのシルエット…

ですが、実は、作業着姿のおじさま達がお仕事の会話を交わしていらっしゃるところです(笑)。


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桜島へ向かう時には晴れ渡っていた空ですが、戻る時にはこんな風に厚い雲が空を覆い始めていました。

今年は、火山災害も多い1年でした。被害に遭われた皆様に心からお見舞いします。私は南日本新聞社による「桜島降灰速報メール」(詳しくはコチラへ)に登録しているので、桜島が噴火するたびにメールが届くのですが、この2~3年は特に、噴火の回数が多くなってきたように感じます。

気にしすぎる事なく、気に掛けていきながら、自然と寄り添い、共に生きていく。とても難しいことですが、桜島とともに暮らす鹿児島の人たちは昔からされてきた事。その事がどれだけ大切なことか、鹿児島を訪れるたびに実感させられます。

悠大な空と果てしない海の間にどっかりと鎮座する桜島の姿は、力強さと美しさをたたえています。

桜島の風に吹かれながら(容赦なく吹きつける火山灰に目をやられながら)、心が澄み切った気持ちに満たされ、次の旅へ向かうパワーをもらったプチトリップでした。



かけ流しの温泉が最高です! 

天然温泉かけ流し 絹肌の湯 シルクイン鹿児島

天然温泉かけ流し 絹肌の湯 シルクイン鹿児島

  • 場所: 鹿児島県鹿児島市上之園町19-30
  • 特色: 平成23年11月18日 リニューアルオープン!2階に掛け流しの天然温泉が自慢の癒しの宿

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アナスタシア


あぁ、今また旅の途中なのですね、とろりん様には…。

恙無く帰港されますように。

因みに、私のルーツは知覧です。

by アナスタシア (2014-12-16 06:10) 

★とろりん★

アナスタシアさま

コメント、ありがとうございます。

いつもお気遣いの言葉をありがとうございます。おかげさまで、今年は今週末の旅(短め)を残すのみとなりました。最後の旅だからこそ、気を抜くことなくしっかりしないといけませんね。

年に2~3回は訪れる鹿児島ですが、知覧にはまだ行った事がありません。いつか、訪れたいと思います。
by ★とろりん★ (2014-12-16 12:36) 

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