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心からの愛を今 ~「蘭寿とむ 1st LIVE」11月12日(木)19:00公演 感想~ [蘭寿とむ]



昨晩も品川ステラボールにて、「蘭寿とむ 1st LIVE」夜公演を鑑賞しました。

ああ~、時間が経つのがあっという間でした…。幸せな時間て、何故こんなに早く過ぎ去ってしまうのでしょう…。

セットリストや曲ごとの感想はコチラをご覧いただくとして、今回は12日(木)19:00公演の様子を簡単にレポいたします。レポと言うよりもむしろ、「蘭寿さんと私」みたいな文章です(笑)。

箇条書きで読みにくいことと思いますが、ご容赦ください。

***

★後半は前日と同じく黒のパンツスタイルでしたが、前半のドレスがとても素敵でした!!落ち着いたベージュのロングドレス。スカート部分にチュールをふんだんに使っていて、裾が翻るたびに、ふわりふわりと柔らかな曲線を描きます。まさに「L'Ange」(天使)の羽根を思わせるような色合いとデザインでした。

★11日夜は赤いドレス、12日夜公演は上記のとおりベージュのドレスということで、12日昼公演はどんな感じだったんだろう?12日昼公演をご観劇の方、ぜひ教えてくださいませ~!

追記…コメントをくださったみくさまによると、この日の昼公演も、夜と同じデザインのドレスだったそうです。みくさま、ありがとうございます♪

★エレガントなドレス姿でも、ポップな曲ではノリノリの蘭寿さん。とにかく、肩と腕の動きがノリノリで、スタートから既にらんとむ全開(笑)。

★バンドメンバー紹介では、新たな情報も。ヴィオラ奏者の三品芽生さんは、蘭寿さんが花組トップ時代の主演作品、『サン=テグジュペリ』『CONGA!!』と、『愛と革命の詩―アンドレア・シェニエ―』にオーケストラメンバーとして参加していたそうです!

★楽屋にて、そのお話↑を三品さんとしていて俄然テンションが上がった蘭寿さん。


「へぇ~、じゃあ、

コンガコンガ、オラオラーッ!

ってやってたの、後ろから見てたんだね~って話で、すっごい盛り上がりました♪」と、気品あふれる優美なドレスで、まさかの『CONGA!!』オラオラ振り(笑)。

★ご想像ください。まるで貴婦人のように麗しいロングドレス姿で

「オラオラオラーッ!」と客席を煽ろうとする女優・蘭寿とむさんのお姿を(笑)。

「このドレスで(オラオラ)やっちゃいけませんね~」と、自分で気づいてくれて良かった(笑)。

★三枝さんとのMCでは、「私の声とか歌とか、どんな風にお感じになりましたか?」という、昨日よりもちょっと具体的な質問。三枝さんは「初めて聴いた時に、スゥーッと自然に心の中に入っていくような声だと思いました。なので(オリジナル曲を作曲する時も)蘭寿さんらしい声の魅力が生かせるようにと考えていました」との事でした。

★「つばさ」を歌っている際、ふわ~っと右手を翼のように広げる蘭寿さん。男役時代の、鍛え抜かれて研ぎ澄まされた線ではなく、柔らかくしなやかな曲線を描く腕のラインに、「ああ、素敵な女性になられたなぁ」と胸が熱くなりました。自然に、本当に自然に女性らしく変化を遂げられて…。ファン贔屓ですが、本当に良かったなぁと思いました。

★男役時代の蘭寿さんを懐かしく思い出すことはありますが、男役であろうと女優であろうと、「蘭寿とむ」は「蘭寿とむ」なんだな、という事を強く実感しました。

★「ここにしか咲かない花」を聴いていたら、なぜか、昨年のサヨナラ公演から、退団後、今までの記憶がフラッシュバックのように蘇りました。男役時代の蘭寿さんを思い出すことは多々あったのですが、卒業後の蘭寿さんのことを思い出すのは、初めての事だったかも…。

東京公演前楽(←私が自分の目で男役・蘭寿とむの舞台を観ることのできた最後の回)のお芝居冒頭。くるっとチェアーを回転させて、寸分の隙もないポーズを見せた蘭寿さん。

ショーのプロローグ、蘭寿さんが銀橋を渡っただけで涙が止まらなくなったこと。

「男役 蘭寿とむ、本日をもちまして、宝塚歌劇団を卒業いたします」。その揺るぎない声と、凛とした表情を、スクリーン越しに心に刻み付けた東京公演千秋楽ライブ中継。

最後の最後は劇場前で、笑顔でお見送りできたこと。

退団から2週間後の朝、お友達が知らせてくれたあまりにも早い再始動の知らせに、寝ぼけ眼で吃驚したこと(笑)。

どんな感じになっているんだろうと期待半分、不安半分で劇場に向かった退団後の初舞台公演『ifi』。

出かける前は吐きそうになるくらい緊張しながらも、ブッフェの美味しいお食事とスパークリングワインにすっかり良い気分になって参加した(笑)新年会。

蘭寿さん直々にワインを注いでいただいた至福の思い出が心の中を占めている『∞(ユイット)』。

良い意味で男役時代のスキルや経験が無理なく生かされ、さらに蘭寿さん自身が生まれながらに持ち合わせている母性と深い愛情が見事な化学反応を起こした『TAKE FIVE』。

そして、美しくたおやかな女性への変化を感じた、今回のライブ。

★ドキドキしながら、ハラハラしながら、ワクワクしながら、見つめ続けていた、この1年半。宝塚時代よりお逢いできる回数は減ったけれど、いつも私の心の中に居続けてくれた蘭寿さん。

★その美しく輝かしい変貌ぶりは、嬉しくもあり、安堵もあり。どんな姿でいてもやっぱり蘭寿さんは蘭寿さんだな、どんな姿でも、強くて優しくて揺るぎない笑顔で、私の心に光と勇気を与えてくれる蘭寿さんに違いない、と確信した瞬間、


だばあぁぁぁぁ(´;ω;`)

(お察しください)


★きっと、ワタクシの両隣に座られていたお客さんには「煩いヒトだなぁ」と思われていたでしょう(大汗)。満面の笑顔で手拍子をしていたと思いきや、いきなりグスングスン鼻をすすりだし、かと思えば再び満面の笑みで手拍子、またまた嗚咽しながらハンカチを握りしめ…。うん…すっごい迷惑なお客さんだな、ワタクシ…(-_-;)。

★因みに蘭寿さんは、「ここにしか咲かない花」を歌うたびに、宝塚で過ごした日々の情景が脳裏に思い浮かぶそうです。

≪蘭寿さんの脳裏に浮かんだ情景≫

●「ここにしか咲かない花」…すみれの花(=宝塚の舞台で咲き誇るタカラジェンヌたちの姿も重ねているのかも…)

●「ここにしか吹かない風」…真冬の宝塚大橋に吹き付ける風(笑)。真冬の寒い日、両手に荷物をもって宝塚大橋を渡っている予科生時代の情景を、歌いながら思い出したそうです(笑)。

●「ここでしか聴けない歌」…「宝塚でしか聴けない歌」。「フォーエバー宝塚」とか「私は夢を売る妖精(フェアリー)」とかですかね?

●「ここでしか見えないもの」…蘭寿さんが「世界中の愛がここに集まっている」と言った、サヨナラ公演千秋楽の日に舞台から見た景色。

★蘭寿「そういうの↑を思い出すと、思わず泣きそうになって…泣いてはならぬと思って我慢しましたけれど」。

大丈夫!蘭寿さんの代わりに、私が存分に号泣しておきました!(≧▽≦)ノシ (←放置してください)

★最終公演では、アンコールがありました!「つばさ」をもう一度歌ってくださいました。

★「会えない時間」と「つばさ」が、このアルバムの中ではいちばん好きかなぁ。蘭寿さんの声質にいちばん似合っていた気がします。

★袖に入る最後の瞬間まで、クリスタルのように輝いていた蘭寿さんの瞳。照明が当たっていない時でもキラキラと輝く瞳が本当に綺麗で綺麗で、それを見ているだけでも幸せでした。

★蘭寿さんから、笑顔と愛と勇気をもらった2日間。自分も挫けず、もっともっと頑張らないと!!と、パワーをもらったワタクシ。まずは帰宅して、お風呂掃除に全力投球しました(笑)。←パワーの使い方を誤っている例


***


そして私は今日もあなたに、心からの愛を叫びます。



蘭寿さん、ありがとう!!



…やっぱり全力だな、私のブログって…。(←ブログ生活10周年にしてようやく自覚)
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みく

大変ご無沙汰いたしております、でもずっと読ませていただいておりました(ストーカー?)。
わたしは12日15時公演の一回だけ、ちょうど入れ替わりに会場にいたことになりますね。昼公演もきっと夜と同じドレスです、と~~~っても美しくて。。 お察しのとおり遠征しての追っかけ生活に突入しています、らんじゅさんがいろんなドアを開けるようにすすめてくださるのです。
明日はらんじゅさんの地元で 私にとって今年さいごになるだろうナマのお姿を拝んできます。

by みく (2015-11-13 14:51) 

★とろりん★

みくさま

お久しぶりです!コメント、ありがとうございます。

みくさまも品川までいらっしゃったのですね!本当に本当に美しいドレスでしたよね~。今でも思い出すだけでうっとり…。

「らんじゅさんがいろんなドアを開けるようにすすめてくださるのです。」・・・とても素敵な文です。まさにその通りですね。蘭寿さんのファンでいて良かった…と心の底から再確認した2日間でした。

明日のイベントも、全力で蘭寿さんを見つめてきてくださいませね。
by ★とろりん★ (2015-11-13 18:39) 

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