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CD「L'Ange」発売記念 蘭寿とむ 1st LIVE [蘭寿とむ]



2015年11月11日(水) 19:00開演
2015年11月12日(木) 15:00開演/19:00開演
品川ステラボール


【CAST】

vocal 蘭寿とむ

Piano 三枝伸太郎
Guitar 田中庸介
Bass 木村将之
Drum 赤迫翔太
Percussion 上原なな江(11日)/相川瞳(12日)
Mainpulater 梶谷承成
Violin 吉田篤貴
Violin 青山英里香
Viola 三品芽生
Cello 島津由美
Harp SANAE


【STAFF】

構成演出:蘭寿とむ
監修:高橋まさひと
音楽監督:上杉洋史
舞台監督:増山義雄
音響:加登屋正和
照明:鈴木宏明
制作助手:角田泰彦
制作:森谷秀樹(Victor Entertainment)
運営:稲毛明子(る・ひまわり)、井上悦子(る・ひまわり)

***

10月21日にリリースされた蘭寿とむファーストアルバム「L'Ange」発売記念ライブに行くことが出来ました。


ノリノリのポップチューンであるはずの1曲目から、前方上手ブロックの座席にて



瞳孔全開で、滂沱の涙を流しながら嗚咽していた不審な女性がワタクシです。



ステージに蘭寿さんが現れただけで、大好きな気持ちが溢れすぎて人目をはばかることなく嗚咽(苦笑)。嗚咽しつつも頑張って笑顔を作って、手拍子を送るワタクシ。はたから見たら、大変な状況になっていたと思われます。

蘭寿さんの笑顔を見て、蘭寿さんの声を聴いて、蘭寿さんの姿を認めただけで心の中があたたかい光に照らされて、全てが浄化されたような感覚になりました。

1曲目で嗚咽しましたが、それで心がスッキリ洗われたのでしょう(禊…?)、後はずっと自分でも驚くくらいに笑顔で、ひたすら蘭寿さんのステージを楽しみました。心から笑ったの、本当に久しぶりでした。

蘭寿さんの前では、とびっきりの笑顔でいたい!「大好き」って、こういう気持ちですよね。

私にとって、蘭寿さんはきっといつまでも、色々なものを超越した「たったひとりの存在」なのだなぁと実感した秋の夜でした。





以下、セットリストと簡単な感想です。これから先は自己責任でご覧くださいませ~。










【セットリスト】

01.POP STAR
02.君に贈る歌 ~Song For You~
03.I WILL
04.会えない時間
05.Precious
06.つばさ
07.ここにしか咲かない花
08.運命のせいにして
09.Blooming
10.L'Ange



※MCのトーク内容は、「だいたいこんな感じのことを話していたのね~」程度にご認識いただきますようお願いいたします。


蘭寿さんは、「POP STAR」~「つばさ」まではシンブルな赤のドレス、「ここにしか咲かない花」~「L'Ange」までは黒のパンツスタイル。現役時代のグッズも赤と黒を基調にしたものだったから、懐かしく感じました。

1曲目は平井堅さんのカヴァー「POP STAR」。最初、仄暗い照明の中でイントロが始まる中、上手袖から入ってくる蘭寿さんのシルエットが見えるのですが、それがもう「蘭寿とむ」で、その瞬間に涙腺崩壊(笑)。

明るくてノリノリで、客席にも楽しい気持ちがすぐに伝染していきます!

途中で蘭寿さんが上手袖に移動してきてくださったので、「蘭寿さん!蘭寿さーん!!ヾ(≧▽≦)ノシ」と、(っ頃の中で叫びながら)手を振ってみると、なんと振り返してくださいました!(←勘違いさせておいてください)

「うおおぉぉぉ、蘭寿さーん!ヾ(≧▽≦)ノシ」と、まるでクマ牧場のクマさんの如くブンブン手を振るワタクシとは違い、蘭寿さんは「あははっ☆(゚∇^*) ノシ」みたいな感じで、上品で女子力高めのお手振り!いや~、蘭寿さん、すっかり素敵な女性になられて…(胸熱)。

ここで1度、MC。アルバムを出す時、ライブを開くにあたっての心境などをお話しくださいました。11月11日は、宝塚を卒業してちょうど1年半となる日。この日にライブが出来て嬉しいとも。

続けて、オリジナル曲「君に贈る歌 ~Song For You~」と安室奈美恵さんのカヴァー「I WILL」を続けて。

「君に贈る歌」、凄く素敵なんですよね~。「♪ 星の数ほどいる人のなかで たった一人の存在」というフレーズが、私たちファンにとってはぴったりと当てはまります。「I WILL」はアップテンポに編曲したそうで、男役時代を彷彿とさせる少し低めのキーが耳に心地よかったです。

2回目のMC。今夜のライブのバンマスを勤め、アルバム制作にも携わった三枝伸太郎さんとトーク。

三枝さんによると、蘭寿さんと初めて会ったのは「麗人」のレコーディングの時。つい昨年まで宝塚の男役トップスターと言うからきっと男らしい感じなのかな…と思っていたら、驚くほどに美しくて女性らしい方でした…と。

想定外のコメントだったのでしょうか、蘭寿さん、マジ照れ(笑)。

「ちょ、ななな、何をおっしゃるんですかっ((ノェ`*)っ))タシタシ」と照れ倒す蘭寿さんのあまりの動揺&狼狽ぶりに、客席にもざわめきが広がりました(笑)。

この後、オリジナル「会えない時間」、伊藤由奈さんのカヴァー「Precious」、本田美奈子.さんのカヴァー「つばさ」と、3曲を続けて歌唱。

「会えない時間」は蘭寿さんが自ら作詞。作曲さんとの打ち合わせの際、「ラブソングを歌いたい!」と強く希望して、曲を作ってもらったそうです。ロマンチストな蘭寿さん、変わらず☆

こちらは作曲と作詞が別々に同時進行して創られ、後で合わせてみたら、歌詞と曲がピッタリと合ったのだとか。

やっぱり蘭寿さんは、アップテンポの歌よりも高温を優しくのびやかに歌い上げる楽曲のほうが向いているような気がします。

「つばさ」を歌う時、蘭寿さんの横顔が聖母のように神々しく慈悲深い光にあふれていて、再び嗚咽。

いつも心が弱くなった時に、これ以上はないタイミングで現れる蘭寿さん。その存在に、何度救われたことか。手を何度合わせて拝んでも足りません。蘭寿さん…菩薩様のような慈愛に満ちたお方です(←宗教混在させすぎ)。

「つばさ」を歌い終わった後、黒のパンツスタイルに早替わり。個人的にはパンツの丈がちょっと短かったかなぁ…。もう少し長めのほうが、より一層スタイル良く見えたと思います。ラインストーンがまるで銀河のように施されたノースリーブのタートルニットがとても素敵でした。

コブクロのカヴァー「ここにしか咲かない花」を歌った後、短いMC。

まさに今、歌いながら、「私にとってのふるさとは、やっぱり宝塚だな。そして応援してくださる皆さんがいてくださるからここにいるんだな」とふいに考えてしまい、思わず泣きそうになった蘭寿さん。「今は泣いてはならぬ!」と、すんでのところで持ちこたえたそうです(笑)。

続いて、スツールに腰かけながら古内東子さんのカヴァー「運命のせいにして」をしっとりと。

実は、この歌が結構お気に入りなワタクシです…。歌いながら表情でも物語を語れる女優・蘭寿さん。ここでも「恋を忘れられない女性」の表情をしっかりと作って歌われていました。

最後は2曲続けて、オリジナル「Blooming」「L'Ange」。

「Blooming」も、蘭寿さんによる作詞。曲を大変に気に入って、「この曲はぜひ作詞させてください!」とお願いしたとか。

これまでの作詞活動と同じく、今回も故郷・兵庫県西宮市の海を見ながら作業を行ったという蘭寿さん。その日はとても綺麗な晴れの日で、温かくて太陽の光をふぁーっと浴びた時に冒頭の「♪ あの光の彼方まで」というフレーズがぱっと思い浮かび、それからあとは一気に詞を書き上げたのだそうです。

「皆さまの応援歌」になれば、と語ってから歌い始めた蘭寿さん。この曲で、客席降りがありました!もう、会場中が弾けるような笑顔の洪水!!

そして相変わらず、テンション最高潮でぐいぐい観客に攻め込んでいく蘭寿さんのお家芸を堪能できて、感慨深いものがありました(笑)。「♪ あなただけの」と歌いながら、あるお客さんの目をのぞき込むように見つめたりとか、らんとむ全開です(笑)。

「L'Ange」はラストにふさわしく、爽やかで心の底から前向きな気持ちが湧いてくる1曲。はぁ~、やっぱり蘭寿さん、大好きだわ~…(←相変わらず感情ダダ漏れ)。

ライブは10曲で終了。最後に蘭寿さんから挨拶。「今日は本当に、早く皆さんとお会いしたくて!(アルバムの感想を書いた)お手紙もたくさん戴いて、思わずその手紙に話しかけたりなんかして(笑)。とにかく早く皆さんにお会いしたかったので、本当に嬉しかったです!」

蘭寿さん、その言葉、私たちファンも思っています…(←最後まで嗚咽)。

ここで、蘭寿さんがお話している最中に、バンドに入っていたハープの絃が切れてしまうというアクシデントが!すでに予定の曲は全て終了していたのでライブに支障はなかったのですが、


「ええ~、大丈夫?よく10曲がんばったねぇ!」

…ハープにも話しかけてしまう蘭寿さんが、安定の可愛さで感無量(笑)。



蘭寿さんにねぎらってもらえて、ハープも悔いはあるまい…(たぶん)。


バンドメンバー、そして蘭寿さんが退場しても鳴りやまない拍手。蘭寿さんがもう一度出てきてくださいました!

アンコールは予定していなかったらしく、「じゃあ、何か話しましょうか。何か話してほしいこととかありますか?何でも良いですよ、言ってください」と客席に振る蘭寿さんと、急に振られてもじもじする客席(笑)。こうして、時々ファンに対してドSぶりを発揮する蘭寿さんも大好きです(*´▽`*)。←蘭寿さんなら何でも大好き

しばらくして、客席から「ドラマの感想~!」という声が。蘭寿さん、ドラマ初出演した「アンダーウェア」についての感想をお話ししてくださいました。

『ifi』の劇中で使用した映像を撮影した時、周囲から「映像も良いんじゃない?」との声をもらい、「そ…そうかな?じゃ、やってみよっかな…」と、ちょっと調子に乗った蘭寿さん(笑)。マネージャーさんに「映像のお仕事があれば、挑戦してみたい」と伝えていたら、早くも実現したのだとか。

ドラマ初挑戦の蘭寿さん、演技する位置が細かく決められていたり、クランクインが大先輩の大地真央さんと対立する場面の撮影からだったり、初めてのことに緊張や戸惑いも多かったようですが、とても良い経験だった、と笑顔でお話しされていました。

「舞台と違って、カメラは寄ってきてくれるのでね、”ここでブレス!”とかしなくて良いんだなぁと思って(笑)、心で感じれば良いんだなぁと思って演じていました」

そうかぁ…舞台で演じる時は、アピールしなきゃいけない場面、芝居のアクセントとなる科白を言う場面はやっぱり秘訣があったんだなぁ…と、新たな発見のあるお話でした。

蘭寿のドラマ初挑戦「アンダーウェア」は、明日13日(金)21時より4週連続で地上波(フジテレビ)放送予定!詳しくはコチラへ♪

…と、蘭寿さんがここまでお話しした時、あるお客さんがいち早く「パン!」と拍手を入れかけて、「あ、早かった[あせあせ(飛び散る汗)]」という感じですぐに引っ込められたんですね。それがまた、とても良い音で劇場に響きまして(^^)。

その拍手がツボに入った蘭寿さん、朗らかに笑いながら「良い一本締めをありがとうございま~す!!…調子乗りが出てまいりました…」と、自虐を入れつつお客さんをフォロー。そういうところも大好き☆

そうそう、ファーストアルバムは発売第一週目のオリコンチャートで19位に入ったそうですよ~♪


***


久しぶりに、お芝居ではなくステージに立つ「蘭寿とむ」そのものを心ゆくまで見つめ続けることのできた、至福の夜でした。


蘭寿さん、ありがとう!!


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ジゴロ

以前にもコメントさせて頂いた事があるかもしれませんが、、、。
今回のライブには残念ながら参加出来なかったので、この様に
詳しく感想を書いて頂き嬉しくてコメントしてしまいました。

★とろりん★さんの文章から、会場の様子や蘭寿さんの笑顔や表情しぐさが見える様で、楽しませて頂きました!
本当にありがとうございましたm(__)m

ライブ第二弾もあれば良いですが、次回はダンスメインのライブも観たいですね!

蘭寿さんのファンで心から良かった♪と思える日々を今でも過ごせて幸せを感じます~。

地球ゴージャス、天使にラブソングを は絶対に観に行きます(*^^*)

その時の感想も楽しみにしております<(_ _)>

by ジゴロ (2015-11-12 09:40) 

★とろりん★

ジゴロさま

コメント、ありがとうございます。

ちょっと調べてみましたら、2011年3月28日付の記事にコメントを戴いているみたいです。蘭寿とむトップお披露目公演『』の画像が歌劇団公式HPに更新された喜びと興奮を語っている記事でした(笑)。長らくご愛読いただき、感謝いたします。

喜んでいただけて、私もとても嬉しく思います。一部、修正したり追記した部分もありますが、全体的に「蘭寿さんありがとう」というスタンスは全く変わっておりません(笑)。

年内の活動は、これで一段落なのかな?来年も継続的にお会いできる機会がわかっているのは幸せな事ですね。これからも、蘭寿さんについていきましょう!
by ★とろりん★ (2015-11-13 00:58) 

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