秋の東京競馬場 ~おさんぽ編~ [KEIBA]
マイ・ラッキー☆ホース、ナリタポセイドン号が約5か月ぶりに東京競馬場にて出走するというので、応援に行ってまいりました。
この日は、富士山が綺麗に見えました!
もうひとつ、大きな目的もあったのですが、それは…。
リニューアルしたマルチターフビジョンの裏壁画です!
東京競馬場には、競馬中継やオッズを中継表示する超特大モニター「マルチターフビジョン」があるのですが、その裏側に描いてあるイラストは、老朽化が進んでいたのです。
その壁画が、馬のイラストレーターとして有名なおがわじゅりさんによって、新しく生まれ変わりました!
おがわじゅりさんは、とても好きなイラストレーターさんです。シンプルで可愛いイラストを描かれるのですが、馬の流星(額から鼻筋にかけて入っている白い毛色)やそれぞれの馬体の色味など、すごくよく観察されているなぁと尊敬します。
前回この壁画を見たときに、「おがわさんのイラストになると嬉しいな~」と思っていたので、本当に嬉しいです!
イラストのテーマは、「We Love TokyoRace course」。「u」が蹄になっているのも、おがわさんならではのアイデア。
東京競馬場内の施設が、躍動感あふれる馬のイラストとともに紹介されています。
パドックと誘導馬の皆さん。
一頭一頭、ちゃんと細かく描き分けているのがすごい!パドックも、尻っぱねしたり、立ち上がったり、舌をペロペロだしたり…「パドックあるある」がまんべんなく描かれています(笑)。
レースとスタンド、そしてローズガーデンや施設も。
色鮮やかで見るだけで楽しい、大好きなおがわじゅりさんのイラストを見ているだけで嬉しくなってしまって…
かんぱーい!(笑)
おがわさんのイラストは内馬場から見ることができます。
内馬場から、しばしレースを観戦。
発馬機と、遠くに見える輪乗りの風景。
ゴール!
スタンドから見るよりも、のんびりと楽しむことが出来るので、内馬場からの競馬観戦は結構好きです。
この日は、ナリタポセイドン号が出走するブラジルカップと、お友達の応援馬が出走する菊花賞の応援と決めていたので、競馬場内をお散歩。
「JRA競馬博物館」に行ってみました。
館内は、常設展示として顕彰馬の展示や競馬を身近に感じられる体験コーナー、特別展などが開催されています。
現在は、毎年12月に開催される「有馬記念」展を開催中でした。毎年、ファンによる投票で出走馬が選出されるグランプリレースですが、第1回目の投票用紙や、「有馬記念に投票しよう!」促進ポスター(←本物の競走馬も出演)など、なかなか普段は見られない貴重な資料をたくさん見ることができました。
2階には、子どもから大人まで楽しみながら競馬を学べるコーナーが。
東京競馬場のコースを走りながら、競走馬のスピードと揺れを体感できる機械。
スクリーンに映っているのは、CG映像ではなく、実際にジョッキーとお馬さんを先行させて東京競馬場のコースを一周している実際の映像なんですよ!(スタッフのお姉さんが「第三コーナーにかかりました~」と説明してくれます)
これは、子どもに大人気でしたので、断念して…。
競馬ファンなら(?)誰でもやってみたいかも知れない、こちらを体験!
発走委員(スターター)です!
競馬は、レースごとに競走距離が変わるので、軽トラック(?)に設置されたこのスターターを移動させて使用します。(右下の写真参照)
発走って、どういう手順で決めるんだろう?と思っていたのですが、
①まず、スターターが赤い旗を2回振る。
②旗を振ったら、すぐに元の位置に収めて、片方に内蔵されているグリップを手にする。握力測定器みたいな形状でした。
③発馬機(ゲート)の赤いランプが点灯したら、グリップを握る。
④発走!
ゲートの中も体験することができます。
これは閉じている状態。
お馬さんの馬体がようやくおさまるほどの狭さでした。
時間つぶしに…と気楽に入った博物館でしたが、1時間ちょっと、本気で楽しんでしまいました(笑)。あり真記念展や顕彰馬コーナーは資料も豊富で、もう少し時間があれば、もっとじっくり回ることが出来たなぁ。また機会があれば、足を運んでみようと思います。
競馬場の片隅で、静かに佇むウオッカ像。
2007年、牝馬としては64年ぶりに日本ダービーを優勝した名牝です。とても穏やかな、優しい瞳をしていました。
心地よい秋風の中を、色づき始めた樹々を眺めながら散策するのは、とても気持ちが良かったです。
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