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この愛は輝き続ける [宝塚歌劇]

1789年7月14日は、バスティーユ要塞がパリ市民の攻撃を受けて陥落した日。フランス革命の実質的な幕開けとなった日でもあります。

それから226年を経た本日、月組東京公演『1789―バスティーユの恋人たち―』を観劇しました。そのタイトルの通り、フランス革命を題材にしたフランス発のロック・ミュージカル。すでに来年、東宝制作で帝国劇場での上演が決定しています。

宝塚でフランス革命を題材にした作品と言えば、言うまでもなく『ベルサイユのばら』ですが、この作品はフランス革命をより生身で感じられるという印象。様式美の『ベルばら』に対して、写実主義の『1789』という感じかな?振付も今までの宝塚の作品とは一味違うテイストで、でも群集のシーンは宝塚独特の迫力がありました。

マリー・アントワネットを演じた月組トップ娘役・愛希れいかが、秀逸です。

精神が少女のまま大人になってしまったような、どこかアンバランスでありながらコケティッシュでキュートな魅力を発揮する第1幕、本当の意味で大人になり、女性となった自覚と覚悟で、静かに場を圧倒する第2幕…どちらも素晴らしいです。

この作品において、愛希はアントワネットでなければならなかったし、アントワネットが愛希でなければ、この作品は宝塚では成り立たなかった、そう思えるほどの出来栄えでした。

でも、愛希らしさがいちばん出ていたのは、トップスター・龍真咲の相手役として踊る、フィナーレのデュエットダンス。くるくると軽やかに踊りながら、キラキラの笑顔を龍に向けるちゃぴ(愛希)は、本当に可愛くて可愛くてたまりませんでした☆



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