蘭寿とむインタビュー@「e+ Theatrix! Pick Up」 [蘭寿とむ]
e+(イープラス)の演劇情報「Theatrix!」に、蘭寿とむのインタビューが掲載されています。(旅先までお知らせくださったAさま、ありがとうございます!)
→http://etheatrix01.eplus2.jp/article/398517972.html
退団後、初めて公式にらんとむの言葉を聞くことが出来て、とても嬉しい!
2014年6月4日配信
Q.(公演ヴィジュアルの)撮影に臨まれていかがでしたか。
男役をずっとやってきたので、赤のスーツの方は見慣れた姿だったんですが、黒のドレスの方は、自分でも見たことのない私でした(笑)。姿としてすごくなじみがないんですが、でも、これが新しい自分だなと感じて。第二の出発としてはとてもいいスタートだったと思います。
Q.第二の出発としてこの公演を選ばれた理由は?
舞台が好きなので、続けていきたいと思ったのと、自分が一番長く携わってきて大好きなダンスをメインにした作品ということで、お話をうかがったときにとてもひかれるものがあり、ぜひ出演したいなと思いました。
Q.海外の方が音楽を手がけ、共演者にも豪華な顔ぶれが揃いました。
世界で活躍されるダンサーの方たちとご一緒させていただきますが、私が今までやったことのないジャンルもきっと多いと思うんです。初めての挑戦をいろいろとしていけると思うので、また違った魅力をファンの方にお届けできるのではないかと思っています。身体をいろいろ動かしてみて、このジャンルが合うなとか、気持ちにしっくりくるなとか、いろいろ吸収して、感じていけたらいいなと思っています。
Q.共演者のお一人、ケント・モリさんは、蘭寿さんの退団公演「TAKARAZUKA ∞ 夢眩」でも振付を担当されていました。
そうなんです。先生は宝塚で振付されるのは初めてだったのですが、非常に独特な振りで、いつもと違う筋肉を使ったり、表現方法の違いであったり、全員が何度も練習しないとステージに乗せられない感じでした。先生の世界観を身体に染み込ませて表現することを目標に取り組んでいましたね。今回は振付を受けるだけでなく、共演もさせていただけるので、すごく楽しみですし、ありがたいことだなと思っています。
Q.蘭寿さんとダンスとのかかわりをおうかがいできますか。
小学校のときにクラシック・バレエを始めて、中高6年間は創作ダンス部に所属していました。そのときも本当にいろいろなジャンルの踊りをしていて、自分たちでイメージするものを表現したり、振付もやっていましたね。ダンスが、一番自分の感性のままに表現できる手段だなと思うんです。今までは宝塚で男役の踊りを極めてきたので、それが一番身体になじんでいるんですが、これからは新しいジャンルにいろいろと挑戦していけたらいいなと思っています。
Q.宝塚時代、服部有吉さんが振付を手がけられたダンス公演「R・Hatter」(2005)で、男役としてハンブルグ・バレエ団のダンサーの方々と共演された姿が思い出深いです。
あの公演も他ジャンルの方とのコラボレーションでしたが、宝塚の男役をとてもよく理解して下さって。ステップ一つにしてもすごく難しかったのですが、それをこなしつつ、男役の魅力についても改めて感じることができて、すごく勉強になった公演でしたね。
Q.今後目指されるところは?
まだ固まっていないんです。自分の中ではっきりとしたヴィジョンがあるわけではなくて(笑)。まずは自分の一番好きなダンスが活かせたらと思ってこの公演を選びましたが、ダンサーとしてのみ活動するのでもなくて、いろいろな挑戦をしていきたいですね。第一段階としてこのステージを踏んだら、新たに挑戦してみたいものがまたはっきりと見えてくると思うんです。
Q.今まで本当にお忙しかったと思うのですが、退団されて、これはぜひやりたいということは?
旅行に行きたいですね。行きたいところは山のようにあるんです。ヨーロッパにも行きたいし、南国でのんびりもしたいですね。一日予定がないということもなかったので、そんな一日もゆっくり楽しんでみたいです。
Q.最後に、9月に蘭寿さんとの劇場での再会を楽しみにされている方々へのメッセージをお願いいたします。
私自身も今、いろいろな可能性を感じながら新しい自分と向き合っているので、皆様にも新しい蘭寿とむの魅力を楽しみに、公演を観に来ていただけたらと思っています。
取材・文=藤本真由(舞台評論家)
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くくくく、黒いドレスの蘭寿さん……!!!!
…………。(←想像中)
ぐえぇぇ……!! (←想像してすぎて吐き気)(←定例)
これは絶対に似合いますよ!らんとむは、もともと女性らしいラインの持ち主だし、きっとさらりと美しく着こなすことでしょう♪
そして、インタビュアーの藤本真由さん。らんとむの本名と漢字一字違いなので、勝手に親近感を抱いております(笑)。
第二のステージに向けて、着々と進んでいるようですね。とてもワクワクします!
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