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大野智作品展「FREESTYLEⅡ」 [展覧会]

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東京:2015年7月24日(金)~8月23日(日) 表参道ヒルズ スペースO(オー)
大阪:2016年3月3日(木)~4月3日(日) ナレッジキャピタル EVENT Lab.


公式サイト:http://freestyle2.jp/


アーティスティックな方面でも多彩な才能を開花させている嵐・大野智くんの2回目の個展「FREESTYLE Ⅱ」に行ってまいりました!

アイドルとしての仕事の傍ら、趣味として創作し続けた絵画やフィギュアを集めて、初めて個展を開催したのが、2008年2月、場所は今回と同じく表参道ヒルズの「スペース O」。自分の創作発表の原点ともいえる場所に再び帰って来られた事は、幸せな事ですね。

私が嵐ファンになったのは2010年なので、当然の事ながら1回目の個展には訪れていません。しかし、出版された作品集『Freestyle』を眺めて、その感性の鋭さと豊かな表現力に舌を巻き、いつか再び個展が開催される事になったら、ぜひ足を運んでみたいと思っていたのでした。(『Freestyle』感想記事はコチラから

そして、待ち望んでいた個展開催!お友達がお誘いくださり、見に行く事ができました。心の底から、ありがとうございます!(←私信)

本展では、大野さんが制作したフィギュア15点、絵画作品15点(公式サイトより)が展示されています。

所定の時間までに会場前のエントランスに集合し、チケットに表記された整理番号順に並びます。時間になったら、番号順に呼ばれるので入場。場内は「フリースタイル」で、順路はなく、定められた時間内(60分)であればどの作品から見て回っても良いようになっています。

一度、全体の展示をぐるーっと見てから、比較的落ち着いている作品のところ行ったり、気になった作品をもう一度見返しに行ったり、すごく好きだなと思った作品のもとへ戻ってじっくり対話したり…時間の許す限り、思うままに「大野智の世界」で遊ばせてもらいまいた。

大野さんの作品は、飽きることがありません。表現技法が多彩なので、見れば見るほど「これは何?」「これはどうなってるんだろう?」…と、どんどんその作品の世界にはまり込んでいってしまいます。見るたびに何か新しい「!」があり、同時に新しい「?」も増えていくと言う…そんな不思議な世界でした。

大野さんがライフワークとしている(?)フィギュアは、極めて日本的な加工をされたものもありました。オブジェには、本人の私物かな?と思われる道具が使われている作品もありますよ~。

初挑戦だったという油絵は、圧巻です。公式サイトのグッズ紹介ページにも掲載されていますが、その瞳に映る彼の姿にハッとさせられるというか、その観察力と、表現をきちんと形にできる技量、あらゆる要素において抜群のバランス感覚を持っている人だなぁと感心させられます。

いつか、「大野智の頭の中」をのぞく機会があると良いな…と思っていましたが、実際にその機会に接してみると、ますます彼の頭の中がわからなくなってしまいました(苦笑)。その「わからない部分」が、彼の最大の魅力であると言う事も実感できました。

とても不思議で、とても幸せな時間でした。大野さん、ファンタジックな世界と時間をプレゼントしてくれて、ありがとう!


FREESTYLE(2) [ 大野智 ]FREESTYLE(2) [ 大野智 ]
ショップ: 楽天ブックス
価格: 2,000 円


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カンゲキ忘年会☆江戸東京博物館 [展覧会]

気がつけば、今週で2014年も終わり。い、1年って早いですね…!(←毎回言っている気がしますけどw)

何とかかんとか仕事も納めて、冬休み。さっそくカンゲキ仲間の皆さんと忘年会を開催しました。

お昼前に両国駅に集合~。

両国 國技堂」さんにて、軽めの昼食をいただきました。


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玉子寄せ雑煮(730円)

お出汁がよく効いて、ふんわり玉子も優しい味わい。


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お団子(1本120円)

私が頼んだのはみたらし。注文を受けてからお団子を焼いてくださるようで、表面には香ばしい焼き目。表面はカリッ、中はフワフワ&モチモチという、絶妙の食感!美味しくいただきました~。


腹ごしらえした後に向かったのは、「江戸東京博物館」。

こちらで開催中の、「探検!体験!江戸東京展」(~3月8日まで)を見学してきました。28日から1月5日までは冬期休館ですので、ご注意くださいね。

現在、常設展示室をリニューアル工事中の江戸東京博物館。その常設展示の数々を特別展示室に凝縮させて展示することで、江戸~東京の歴史をコンパクトに詰め込んであります。

江戸開城から現在の東京まで、貴重な資料の数々が一堂に会しており、歴史好き、江戸東京好きにはたまらない展示ですよ!

しかもこの展示、写真撮影OK!(※フラッシュ撮影はNG)

ご紹介したい史料は山積みだったのですが、ここでは特に私の心を撃ち抜いた品の数々を少しだけ…。


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「遠山金四郎の起請文(きしょうもん)」

起請文とは、人が契約や請願をする際、その内容に書かれている内容を覆さないように神仏に誓う文書を言います。

守るべき事項を書き記す部分(前書)と、それを破った場合に自分に罰を下す神仏の名を書き記す部分(神文)に分けられるそうです。

遠山金四郎景元と言えば、北町(南町)奉行として、そしてテレビドラマでも有名な、「遠山の金さん」ですよー!そして、来年の『風の次郎吉』で、瀬戸かずやくんが演じるお役ですよー!!(←宣伝)

さて、そんな金さんが書いた起請文。どんな内容が書かれているのかと言うと…。


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「痔になってしまい、勤務で馬に乗ることができないので、9月から来年1月までの5ヶ月間、駕籠での出勤を申請します」という、結構せっぱつまった内容でした(笑)。


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「遠山金四郎」の字と、花押(印鑑)がはっきりと見えますね。


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「梅樹螺鈿提重」

見事に紅梅と白梅が表現されていて、ため息がでる優美さ。


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螺鈿で、こういった色味を見るのはあまりないので、興味深かかったです。


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「実用自動車(東京)市内遊覧双六」

実用自動車というのは、現在のバス。都営バスの前身でもある東京乗合自動車が発祥のようです。ちなみに、東京乗合自動車が開始した「遊覧バス」は、現在の「はとバス」の前身になるそうです。

そのバスに乗って、市内の観光名所遊覧を双六にしたもの。当時の最先端スポットが目白押しです!


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「振り出し」は、実用自動車の配車センター。

ここに電話をかけて実用自動車を呼ぶ、という体で双六がスタートします。

宮城(現在の皇居)と東京駅を中心にして、ちゃんと方角に添って名所が描き込まれていますよ~!

こちらには、日本橋、三越、国技館、上野、靖国神社、亀戸天神…などが見えますね。


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こちらの面には、白木屋、松屋、松坂屋、歌舞伎座、帝国劇場、日比谷公園…などが見えます。

ちなみに「工場」というのは、「パンク」「故障」などの目に入った時に一時的に移される場所。いわば「1回休み」です(笑)。


双六は当時、家庭ゲームとしては大流行していたようで、雑誌の付録にもなっています。

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雑誌「少女の友」の付録、「少女買物競争双六」。

右下のエントランスフロアを振り出しに1階から順番に双六で進み、最上階の大食堂で上がり。


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少女雑誌らしく、洋服や小物など、ショッピングしながら双六を進めていくスタイルが良いですね。


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カンゲキ仲間的にツボだったのは、楽器売り場。

ピアノと三味線が、同時に販売されているのですよ~!洋装の親子と和装の女性という描写の対比もお見事。当時の文化情勢がこの1マスで伝わってくるようです。


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当時の流行雑誌「キング」と「赤い鳥」。


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現在の天皇陛下が皇太子時代、美智子さまとのご成婚が決まった時に発売された「皇太子殿下 美智子さん 花嫁きせかえ」。

花嫁道具として、当時の庶民の憧れだった家電機器が描かれているのが、微笑ましいですね。


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「皇太子さまおめでとう ご婚約記念シール」

こちらも、婚約が決まった時に発売された記念シール。お二方のご結婚がどれほどセンセーショナルな出来事だったのか、すごく伝わって来ますよね。


* * *


今回は、展示だけではありません。なんと江戸時代、東京近世の乗り物や道具などを、実際に手に触れて体験することができるのです!


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こちら、大名駕籠。

靴を脱いで、中に入って撮影することができます!

もちろん、入って撮影しましたよ~(笑)。中は、思っていた以上に広く感じられました。戸を解放していたからかも知れませんが…。小さいですが棚もしつらえてありました。



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「大人用三輪車」

こちらも勿論、乗れます!他にも人力車や輪タク、前輪が大きい自転車などなど、東京近世を往来していたであろう乗り物に実際に乗ってみることができます!

カンゲキ仲間で大はしゃぎして写真撮影しまくり。ポージングやアングルにまでこだわり抜くものですから、他のお客さんが半笑いでした(笑)。

いや~、思った以上に堪能!ものすごい達成感でしたよ!(笑)。


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特別展会場入口の前に掲げられた、巨大熊手。

よ~く見てみると、「現在の東京」を象徴するものも加わっています。


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ほら!スカイツリーです!

こういう遊び心、大好きです!今年の厄を祓って、福をたくさん呼び込むことができそう!

忘年会は、まだまだ続きまーす。


カンゲキ記録☆2014 公開中です!


「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」@静岡市美術館 [展覧会]

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静岡市美術館
2014年6月14日(土)~7月27日(日)
公式サイト:
http://shizubi.jp/exhibition/future_140614.php


旅の途中、少し時間ができたので、静岡市美術館で開催中の「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」を見てきました。

関西出身ながら、奈良は実家からの交通アクセスがあまり良くなくて、「近くて遠い街」というイメージがあります。なので、実は法隆寺には今まで行ったことがないのです…。

今回、たまたま静岡に旅している時にこの展示会のことを知り、「これはナイスタイミング!」とばかりにやってまいりました。


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静岡市美術館は、JR静岡駅から国道1号線をはさんで向かいに立つ「葵タワー」の3階という、抜群の立地にあります。

静岡駅北口からは徒歩で5分足らずというアクセス。またタワー内には美術館のある3階への直行エレベーターもあるので、スムーズに来場することができました。上の写真は、エレベーターから出てすぐ目に入る標示です。

さて、今回の展覧会は、国宝「夢違観音(ゆめちがいかんのん)」など白鳳時代に生みだされた仏像や聖徳太子信仰などを通し、聖徳太子が目指した「和」の精神をたどるというもの。

会場は第一章~第三章に分かれており、第一章は白鳳期に生まれた仏像、第二章は聖徳太子信仰にまつわる書画、第三章は法隆寺と徳川家のつながりについて、ゆかりのある品々が展示されています。

法隆寺と徳川家には強い結びつきがあったなんて、初めて知りました。説明によると、徳川家康は1614年の大阪冬の陣へ出陣の折、戦勝祈願のため法隆寺に立ち寄ったのだそうです。その後、法隆寺は江戸幕府の庇護を受けていたのだとか。こちらでは徳川家康が法隆寺に奉納した剣や書などが展示されていました。


第一章「夢違観音と白鳳のほほえみ」では、白鳳時代に誕生した仏像の数々が私たちを迎え入れてくれます。


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重要文化財 観音菩薩立像(かんのんぼさつりゅうぞう)
飛鳥時代(7世紀) 
兵庫・鶴林寺蔵

伸びやかな肢体、艶めかしさすら感じる細い腰、ちょっといたずらっぽい、爽やかな微笑を浮かべるお顔。

この観音さまにはちょっと不思議でおかしな伝説があります。

その昔、ある盗賊が寺に忍び込み、こちらの観音さまを盗み出そうとしました。その時、金槌で観音さまの腰を叩いたところ、この観音さまが「アイタタ!」と声を上げたのだそうです。驚いた賊は観音さまを置いて立ち去りましたが、そのせいで観音さまの腰は曲がりっぱなしになってしまったのだとか。

な…なんだ…艶めかしく感じたお腰は、そんな由来があったのね…何かスミマセン…orz


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重要文化財 釈迦如来倚像(しゃかにょらいいぞう)
飛鳥時代(7世紀)
東京・深大寺蔵

こちらは、おっとりと穏やかな表情の釈迦如来さま。肌の色合いも少し落ち着いた感じだからでしょうか、静謐さと優しさをたえた風情。お顔を拝見しているだけで、何とも言えない安心感に包まれます。


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国宝 観音菩薩立像 夢違観音(かんのんぼさつりゅうぞう ゆめちがいかんのん)
飛鳥時代(7世紀)
奈良・法隆寺蔵

そして、国宝・夢違観音さま。悪い夢を見た時にこの観音さまに祈ると吉夢に変えてくれるとのいわれから、この名で親しまれているそうです。

まろみのある身体。それを包む軽やかな薄絹。シンプルな装身具。そっと胸の前に出された優しい指の動き。ふわっとしたお顔に浮かぶ和やかで柔らかな微笑。そして、全体にまとう、言葉にならぬやわらかさと慈愛の空気。

ふっくらとした肉付きの良い身体や、今にも笑いかけてくださりそうな朗らかな表情に、人間らしさと親近感を覚えます。拝見していると、ふんわりとしした柔らかな空気に心身が包み込まれるようで、心が鎮まり、癒されました。お会いできて、良かったです。


***


この3体は、夢違観音を頂点に、ちょうど三角形を成すように展示されています。しかも、ケースなしで安置されているので、それぞれの個性や身にまとう空気感を、ダイレクトに感じることができます。これはとても有り難く、幸せなことでした。


***


観音様をじっくり拝見したので、第二章、第三章の会場は駆け足で巡ってしまいましたが…。


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聖徳太子二王子像(部分) 
幽竹法眼筆 1763年 
奈良・法隆寺蔵
※6/14~7/14展示

聖徳太子像としては、最も有名なデザインではないでしょうか。皇室に献上された「唐本御影(とうほんみえい)」を、江戸時代の画家、幽竹法眼が模写したもの。


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聖徳太子絵伝 第六幅
南北朝時代(14世紀)
大阪・叡福寺蔵
※第六幅は6/14-7/6に展示

聖徳太子絵伝とは、太子信仰の普及のため、太子の一生とその功績を絵で紹介したもの。この一幅には、太子が27歳の時に黒駒に乗って富士山に登ったと伝えられる出来事が描かれています。

また、この会場では、聖徳太子が物部氏との戦いの際に携帯していた守り刀と伝えられる「銅七星剣(どうしちせいけん)」(奈良・法隆寺蔵)、その戦で太子が放ったと伝わる重要文化財「鳴鏑矢(なりかぶらや)」(大阪・四天王寺蔵)と、大変貴重な品も見ることが出来ます。


* * * * *


法隆寺は徳川家と、そして富士山は聖徳太子と、とても深い縁(ゆかり)があったのですね。足を運ぶまでは、「どうして静岡で"法隆寺展"なんだろう…?」と不思議に思っていましたが、すっかり納得です。

当然のことではありますが、知らない歴史や出来事が、日本にはまだまだあるのですね。良い時間を過ごす事ができました。


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