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カンゲキ☆アワード2017 発表!! [アワード]

2017年のカンゲキ☆アワードを発表いたします!

しかし、今年は20本(うちリピート6本)しかない中、選出はやっぱり偏るんじゃないかとの危惧がありますが…その通りです!!(断言w)

それでは、独断と偏見と贔屓目の3項目だけが選出基準の(笑)カンゲキ☆アワード、さっそく参りましょう!!







☆作品賞 日本センチュリー交響楽団 第218回定期演奏会☆

カンゲキ記録でも絶賛しました通り、『「飛べよ孔雀」による変奏曲』が絶品でした。冷静に聴いていた自分の内面がどんどん熱くなって、興奮していくのを感じましたし、演奏終了直後の快感は言い尽くせぬものがありました。

いや~、本当に素晴らしい演奏でした!聴きに行けて心の底から良かった!!!と感動に満ち溢れた演奏会でした。

このような演奏にも参加しています。



☆主演男優賞 朝夏まなと(『王妃の館』北白川右京/『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』)☆

宙組宝塚大劇場公演 ミュージカル・プレイ『神々の土地』〜ロマノフたちの黄昏〜/レヴューロマン『クラシカル ビジュー』【Blu-ray】 [ 朝夏まなと ]


一昨年、昨年に続く、前人未到の主演男優賞3連覇…!まぁ様、おめでとうございます!!

というか、宙組(もとい、まぁ様)ばっかり観ていたから仕方ないか…(苦笑)。

言い換えてみれば、まぁ様が率いる宙組は、それだけ作品に恵まれていた、ということになりますね。『TOP HAT』から『神々の土地』まで、宙組メンバーの魅力と個性を十二分に輝かせるような作品ばかりでした。

今年もまぁ様の演じた役はどちらも素晴らしかったです。『王妃の館』の北白川では個性の濃いキャラが揃う中、ひときわ濃い(笑)キャラを演じつつも、過剰なアドリブやイジリをすることなく、自ら笑いを取りに行くような下品な演技に走ることなく演じきったのは、朝夏まなとという役者の持つ「品」がなせる業だったと思います。

最後の主演作品となった『神々の土地』では、軍服の着こなしの美しさは勿論、感情を抑えながらも瞳には常に熱いものがあふれる演技に心奪われました。任官式のダンスが素晴らしかった…!!軍服の男役群舞、めちゃくちゃカッコ良かった!銀橋に出てくるところのステップとか、毎回身もだえてました(笑)。

初めてまぁ様を見かけたのは、映像ではありますが蘭寿とむ初めてのディナーショー「Sensation!!」。望海風斗とともに出演していたこのDSでは、2人ともまだ男役の声ができていなくて、ただらんとむと一緒のステージに出られるのが楽しい!嬉しい!という一生懸命さが微笑ましくて印象的でした。

あれから10年。一番強いスポットライトを跳ね返すほどの輝きを身に着けてセンターに立つ朝夏の舞台を見るたびに、蘭寿の背中を追いかけ、その背中から「男役」を学び続けてくれたんだなぁ…と胸が熱くなりました。

まぁ様、たくさんの素晴らしい舞台とダンスを、ありがとうございました!


☆主演女優賞 伶美うらら (『神々の土地』大公妃イリナ)


願わくば、トップ娘役として立った彼女に対してこの賞を贈りたかった、というのが本音です。けれど、その願いが叶わずとも、この作品で彼女を明確に「ヒロイン」として確立させた脚本・演出の上田久美子先生、その期待と覚悟に見事に応えた伶美に、心の底から感謝しています。

ここからは個人的な意見ですが、「歌劇」というのは「ミュージカル」のジャンルのひとつではなく、「女性が男を演じる」という「ファンタジー」の世界が前提であると考えています。その「ファンタジー」を確立するのに必要なのは、男役・娘役問わず、他を遥かに圧倒する「美しさ」だと思っています。

佇まい、表情、立ち居振る舞い…そういった、言葉を必要としない「美」を完璧に、究極的に体現できる存在…技量や技術よりもまず先に、究極の「美」を具現化する世界…それが「歌劇」だと思います。その世界を体現する存在がタカラジェンヌであり、各々が持つ「美」の極致を引き出す仕掛けを考え、構築するのが演出家の能力であり、手腕である、と。

現在の風潮を思うとき、伶美は「歌劇」の世界に生まれてきたのがあまりにも遅すぎたのかも知れません。時代が時代であれば、彼女はまさしく「歌劇」の申し子であったはずだったのに。

そして私たちファンは決して「批評家」になってはいけない。あくまでもスターを見守り、応援する「ファン」であり続けなくてはいけないし、感想を述べる時でも、当事者へ対する愛情と敬意を絶対に忘れてはいけない…と自戒を込めて考えさせられる、伶美の卒業でした。

つい余談になってしまいました。伶美が最後に演じた役は、演出家が渾身の力を込めて、彼女のために書きあげたもの。その役にまた真摯に取り組み、渾身の演技を見せた彼女の美学。

どの場面も美しくて、物腰もたおやかで優美で、腕ひとつあげるだけでもふわりと香り立つような美しさ。ドレスさばきも柔らかで優雅で…伶美がその美しい肢体を動かし、唇から言葉が紡がれるたび、一挙手一投足の美しさにため息が出ました。

そして、その美しさは、背中で何かを語る時に、他の追随を許さない、圧倒的な説得力を持ちました。

伶美うららはまごうことなく、「歌劇の女神(ミューズ)」であったと確信させられる、素晴らしい舞台でした。

美しき人よ。これからも、その凛とした麗しい背中を伸ばして、貴女の道を貴女らしく歩んで行ってください。


↑映像で見て、チャンスがあったのに劇場に行かなかった事を激しく後悔した作品(笑)。こちらも上田久美子先生による脚本・演出。



☆助演男優賞 美弥るりか (『グランドホテル』オットー/『All for One』アラミス)☆

月組トップスターの珠城とは5年の学年差がありますが、トップコンビや組を大きく受け止める度量の広さと、その中で自分の魅力を大いに発揮する余裕を感じさせる最近の舞台。大劇場公演では正反対の個性を持つ2つの役を、どちらも的確に演じていました。

『グランドホテル』オットーでは「みやちゃん(美弥)、こんな役もできるんだ!」と新たな発見がありました。一方、『All for One』アラミスでは「これはみやちゃんにしか出来ない!!」と誰もが納得せざるを得ない世紀の色男役を嫌味なく麗しく、チャーミングにハンサムに演じ切っていて、脱帽。

舞台人としての幅がどんどん広がっている美弥に、2018年も注目です!とりあえずロットバルト(『カンパニー』ポスター参照)、楽しみ!!


美弥るりか単独初主演作。これも、みやちゃんにしか出来そうにないお役だったなぁ…。



☆助演女優賞 寿つかさ/凛城きら (『神々の土地』皇太后マリア/皇后アレクサンドラ)☆

カンゲキ☆アワード、始まって以来(かも知れない)1着同着!?いえいえ、同点受賞!

寿のマリア、凛城のアレクサンドラ。この2名によるこの役の組み合わせ、であったからこそ、ロシア宮廷の場面の緊迫感が見事に成立していました。両名が向かい合った時、どちらのほうが分が悪い…とか感じないのですよ。双方、全くの互角の威圧感とプライドでお互いを圧倒しようとしている。これは双方とも、男役が女役を演じる立場だったからこそ成立しえた迫力と緊張感だっと思います。

対立の場面だけでなく、それぞれに心に残る場面がありました。ラスプーチン暗殺後、「私があなたたちを守る」と宣言しながらも、妻として、母としての苦悩を初めて娘に吐露するアレクサンドラ。革命後、亡命先のアメリカで祖国への思いをしみじみと語るマリア。

それぞれのモノローグも、やはり男役が女役を演じるからこそ表現できるような強さと脆さ、説得力があり、胸を打たれました。

今年は上田久美子先生のキャスティングとあて書きの技量が突出していますね…ウエクミ先生、有難う!!

余談ですが、ショー『クラシカル・ビジュー』プロローグでは、男役に戻った寿と凛城がシンメになって踊る場面があり、「やだ、嫁と姑シンメ…!(* ´艸`)ムフフ☆」とひとり客席でニマニマしていました(笑)。


☆敢闘賞 愛月ひかる(『神々の土地』ラスプーチン)☆

ロシア革命前夜のロマノフ王朝を描く時、絶対に避けては通れない怪僧・ラスプーチンの存在。宙組3番手の愛月がラスプーチンを演じると知った時には「あのルキーニを見事に演じたのだから…でもなぁ…」と期待半分、心配半分という感じでしたが、素晴らしかった!!

何というか、生理的な気持ち悪さが残るのに、彼が舞台に出てきたら、目を避けていたくてもどうしても目で追ってしまうような…そんな感覚を覚えさせる好演でした。

そう、怪演ではなく、好演。舞台を観ている時は本当に気持ち悪いのですが、その気持ち悪さは芝居が終わってしまうと、消え失せるんですよね。芝居が終わっても後味の悪さが残るような演じ方をしなかった、というところに、舞台人としての愛月の矜持を感じました。

そんな愛月くん、新年早々から単独初主演!しかも春野寿美礼さん主演『不滅の棘』再演。これまた難解な役と来ていますが、愛ちゃんなら心配していません!!


☆ベストカップル賞 珠城りょう&愛希れいか (『グランドホテル』、『All for One』)☆

月組宝塚大劇場公演 ザ・ミュージカル 『グランドホテル』/モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン 『カルーセル輪舞曲』 [ 珠城りょう ]


トップコンビあっての宝塚歌劇ですから、トップコンビが充実した舞台を見せてくれるのは嬉しい限りです。

特に今年の月組は、舞台のセンターで伸び伸びと躍動するトップ娘役(愛希)を、トップスター(珠城)がものっすごい包容力で包み込んで見守っているのですよね。その感じが本当に好き!2018年もたまちゃぴから目が離せない!!

それから、この2人のデュエットダンスが大好きです!ダイナミックなのに優雅で、切れ味鋭いのに繊細で、何度客席から「ブラボー!」と声をかけそうになった事か(笑)。特にリフトの完成度の高さは、他組の追随を許しません。本当に嬉しい限りです。


☆団体賞 宝塚宙組『VIVA! FESTA!』ソーラン☆

血沸き肉躍るあの時の宙組の空気、忘れたくないですね。

総群舞→女舞→男舞→連れ舞→怒涛の総群舞→余韻をもう一度蘇らせる選抜群舞…と、構成もしっかり考えられていた点も見事。男役は雄々しく勇ましく、娘役は美しく強く、そして連れ舞では両者の魅力が溶け合い、総群舞では男女関係なく、一人ひとりのエネルギーとパワーがぶつかり合い、昇華していく…。いや~、今思い出すだけでも気持ちが激しく高揚してまいります。あとでDVD見ようっと(笑)。

カンゲキ記録でも記しましたが、この場面は「未来へ」に続く宙組の財産として、タカラヅカスペシャル等、節目に踊ってほしいなぁと思います。


☆特別賞 真琴つばさ(『アダムス・ファミリー』モーティシア)☆

2001年、新世紀の到来ととも宝塚歌劇を卒業した真琴つばさ。16年経ち、初めて宝塚歌劇以外での舞台に立つ真琴を観ました。

カンゲキ記録でも少し記しましたが、真琴のオーラ、スケールの大きさはやはり舞台に向いているんだなぁと感じたのと同時に、その舞台から伝わる空気感は、宝塚大劇場で彼女の舞台を観るたびに感じていたものと全く変わりませんでした。

言葉では表現するのも難しいのですが、宝塚を卒業しても、彼女の「芯」の部分は揺るがずにいてくれたんだなぁ、と。それが、「真琴つばさ」が「真琴つばさ」であり、「マミさん」が「マミさん」である所以なのだなぁと。その事が、とてもとても嬉しかったです。

マミさん、16年ぶりに再会できて、本当に幸せでした。これからもマミさんだけの道を歩んでいってくださいね!


昨年リリースされたアルバム。相変わらずスレンダーでうらやましい…。


* * * * * * *


うーん…やはり、歌劇に偏りましたね(;´∀`)。何卒、何卒ご容赦くださいませ。

さて、次回は「スター☆オブ・ザ・イヤー2017」を発表いたします!

今回は、誰になるのでしょうか…!?ドキドキしているのは私だけでしょうが(笑)、ご期待くださいませ♪



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夜野愉美

★とろりん★さま
あけましておめでとうございます。
今年もカンゲキアワードをやってくださり、嬉しいです♪
とろりんさまの熱さの伝わるアワードで、なるほど~!と、私も感激しました。
…ところで、うららちゃんの名字ですが「伶」美なので、よろしくおねがいします!
by 夜野愉美 (2018-01-03 20:16) 

★とろりん★

夜野さま

あけましておめでとうございます。
……なんということ!!Σ(゚Д゚)
麗しのうらら姫の漢字を間違えてしまうとは、なんという不覚…ガッカリ…orz
早速、見つけた範囲で修正は試みました。
ご指摘、本当に感謝いたします!
ほかにも間違いがあれば、ずんどこご指摘くださいませm(_ _)m
今年もすっとこどっこいな幕開けですが、宜しくお願いいたします!
by ★とろりん★ (2018-01-03 22:06) 

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