冬の馬事公苑(2) 陽射しに誘われて [KEIBA]
サトノカイザー号とのふれあいからしばらくして、冬の寒さが少し和らいだある日に、再び馬事公苑へ足を運びました。
「ど~も~、馬事公苑へようこそ☆」
この日も、営業上手のポニーさんがお出迎え♪
小道脇の放牧場には…
この日は、2頭が並び合って放牧されていました。
左の黒鹿毛さんは、クロフジ号かな?(馬事公苑には、黒鹿毛のサラブレッドは1頭だけみたいなので…違っていたらすみません)。もう1頭の右の鹿毛さんは、何てお名前かなぁ?
黒鹿毛さんの方が落ち着いている感じで、干し草をモリモリ食事中。鹿毛さんは食べるのにも飽きたのか、キョロキョロ、ウロウロしておりました。
時々、こうしてお鼻をくっつけあってはご挨拶。
「あのヒト、ずっといる…」
サトノカイザー号よりもずっと慎重な黒鹿毛さん。
「変なヒトかなぁ…」
逆光になってしまって分かりにくいですが、瞳がとても綺麗。
「ね~ね~、あのヒト、どう思う?変なヒトかなぁ?」
「ニヤニヤしながらずっと僕たちのこと見てるよね~」
「よし、僕の必殺技を見せてやるよ!」
…という会話があったかなかったかは知りませんが(絶対ない)…。
「えいや~っ!!」
突然、黒鹿毛さんがごろろ~ん!とローリングを開始!!
狭い放牧場の中で、何とも器用に、ダイナミックにごろろん、ごろろんとローリング。陽射しの温かい日は、ついついゴロンゴロンしたくなるのは、馬も人間も同じですね~☆
「ふい~…♪」
「気持ち良かった~?」
土のひんやりとした感触を楽しむかのように、しばらく寝そべっている黒鹿毛さんの様子を、鹿毛さんが見守っています。
「えいっ!えいっ!こんなの取ってやるっ!」
前肢に巻いてある肢巻(バンテージ)を、鼻先と口を使って器用に外そうとしている黒鹿毛さん。馬の鼻先って、本当によく動くし器用ですね!
…と、感心していたら、
「どうでしたか、僕のローリング」
にゅい~んと大接近。
ち、近っっ!!可愛いけど近っっ!!
「どうでしたかと聞いているんですが」
ぐいぐいと鼻を寄せてくれる黒鹿毛さん。
か、可愛いよ~!近いよ~!!触りたいけど理性を抑えて撮影のみにとどめました(笑)。
ひとしきり、お馬さんとの交流を楽しんで、黒鹿毛さんの関心が再び干し草に移り、こちらに気にも留めずに草を食み始めたので(またしても都合の良い女…(笑))、いざ去ろうとすると…
「あれ?あの、もう行っちゃうの?」
今度は鹿毛さんがお見送り。
私はこの後、写真に向かって右側の方向へ向かって歩いていき、鉄格子から離れたのですが、鹿毛さんは左向きの身体を右向きに変え、私の歩みに合わせるかのように2、3歩あるき、そして囲いの向こうから首を伸ばすようにしてお見送りしてくれたのですよ~!この鹿毛さんも、なんて可愛いの~~!!
お馬さんも、1頭ずつ性格も個性も異なっていて、本当に面白いです。草を食んだり、ゆったり身体を動かしたりしているのを見ているだけで、すごく癒されますね。
愛馬の日やホースショーなど、素敵な思い出がたくさん出来た馬事公苑。お馬さんたちに、感謝!
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