真の男役 瀬戸かずや [宝塚歌劇]
花組シアター・ドラマシティ公演『For the people』を観劇しました
政敵であり、同志でもあったスティーブン・ダグラス(瀬戸かずや)の死を悼み、エイブラハム・リンカーン(轟悠)はこう呟きます。
「彼こそ、真(まこと)のアメリカ国民だった」。
その言葉を借りて、こう言い替えることをお許しください。
瀬戸かずやこそ、真(まこと)の男役である、と。
瀬戸かずやは、予想も期待もはるかに超えた手応えと感動を呼び起こす、全力の芝居を見せてくれました。
第1部ではリンカーンの政敵かつ恋敵という、轟さん担当特命全権敵役として大活躍。
第2部では、窮地に立たされたかつてのライバルを助けるために、そして祖国の未来のために、全力を尽くして闘い抜き、命を捧げる。
全力で闘い、全力をかけて敗北し、そして、全力をかけて信じた男に力を尽くす。
全力を尽くし、真心を尽くして男役の芝居を見せる瀬戸かずやに、心の底から惚れ直しました。
この人に出逢えて良かった、と思える男役に再び出逢えたこと、限りなく幸せです
そんな瀬戸くんが逃避行に連れ出してくれそうなポートに鼻血必至なのがコチラ!瀬戸くん、どこまでも連れて行って~!!
歌劇 2016年 02月号 [雑誌]
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価格: 720 円
新たなTロードの始まり…でしょうか。
御安航を祈る
Tは“とろりん様"のTです。
そろそろ、せとか様並びはじめました。
by アナスタシア (2016-02-22 18:09)
あきらさんの記事、首を長ーくしてお待ちしていました。スティーブンさん、素敵でした!おひげも、金髪も、眉間のしわも、広い背中も、雄弁な手も…本当に芸術作品のような「男役」でした。原田先生作品と聞いて不安を隠せずにいましたが、蓋を開けたら嬉しい誤算で、轟さんというザ・男役の主演さんのもとで、ますますあきらさんの男役芸に磨きがかかったようで、もう目が離せません。ミーマイ、ジョン卿がどうなってしまうやら…。はー、楽しみ過ぎます。また、あきらさん語り、お待ちしています。
by シフォン (2016-02-23 07:17)
アナスタシアさま
コメント、ありがとうございます。
これからは瀬戸くんと、新たなTロードを歩いていきたいと思います(爆)。
by ★とろりん★ (2016-02-25 21:29)
シフォンさま
コメント、ありがとうございます。
せっかく瀬戸くん語りを楽しみにしてくださっていたのに、何とも抽象的な感想ですみませんm(_ _)m。
瀬戸くんの素敵ポイントをブログでご紹介するため、一挙手一投足を見逃さないようにせねばっ!と目を見開いて観劇していたのですが、ふと「もう、言葉はいらない」と思えたのです。
仕草も、立ち居振る舞いも、佇まいも、表情も、全てが男役として完璧で、完成されていたので。ただ、真の男役としての高みを極めようとする瀬戸くんの姿を、自分の心に焼きつけておこうと。
そんな風に思えた作品、役に瀬戸くんが出逢えた事に、心から感謝しています。
by ★とろりん★ (2016-02-25 21:35)